落合さん・暮らしのルール

１）好きの優先順位をつける
２）1日１時間は散歩する
３）1カ月に1回は登山へ

山好きが高じて、山関連の仕事も多いというイラストレーターの落合恵さん。自身が手がける雑貨レーベル『HIGASHI ALPS』の山モチーフのグッズも人気です。
「山登りのほかに、音楽、映画、美術も好きだし、アウトドアや旅行も好き。インテリアや料理も興味がある。好きなものが多いのですが、すべて手をつけていると時間もなく大変なので、多少の順位付けをしています。例えば料理は、仕事をしているとなかなか手の込んだものを作れないので、”生きていく上で必要な栄養分が取れればいい”と割り切って、普段は簡単に。おいしいものは外に食べにいくことにしています。また、プロに任せられることはお願いすることも増えました」

そんな落合さんは、最近大きな変化があったのだとか。
「3年前に父が亡くなってから、母と暮らしています。両親は仲が良かったので、一人になったら寂しさで打ちひしがれてしまうのではないかと心配していたのですが、お友達と遠出をしたりランチをしたりと、独り身を楽しんでいるよう。拍子抜けしましたがほっとしました。後に残る人のために、自分の荷物はできるだけ少なくしておこうと思っています。それでもかなりものは多いのですが、物欲はぐんと減った気がします。その代わりに、共通の思い出や楽しみは増やしていきたいなと思っています」

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落合さんがバトンを渡すのは、イラストレーターの杉浦さやかさん。「子育てをしながら仕事もずっと第一線。それでいて日常から楽しみや幸せを見つける天才だと思います。そんな彼女の最近の日常を知りたいです」と落合さん。杉浦さんの暮らしは、10月中旬に公開予定です。どうぞお楽しみに。