【住まいと暮らしvol.13】毎日をご機嫌に。ストレスフリーな鎌倉生活ーfabric camp 小山千夏さん

住まいと暮らし 小山千夏 アクセサリー

部屋やごはん、お気に入りの道具たちを本人撮影の写真で見せていただき、バトンを繋いでいくリレー連載。前回の藤島多恵さんのバトンを受けてご登場いただくのは、鎌倉で『fabric camp』を営む小山千夏さんです。

千夏さん・暮らしのルール

住まいと暮らし 小山千夏
photo:YUKO  OKOSO

1)22時には布団に入り、よく寝ること
2)海に行くこと
3)自分を大切にする
(割と甘やかす)

”ルールがないのがルール”という千夏さんが、あえて言うならばと挙げてくれたのがこの3つ。「肩こりもしたことがないし、腰痛も少しありましたが先手を打てるようになりました。ここ数年が、人生で一番元気と言ってもいいかもしれません」と笑います。健康の秘訣は、早く寝ることだそう。
「心がけているというよりそうなってしまうだけですが、何もなければ22時には布団に入りたい。夜は楽しみである読書の時間に。でも、あっという間に眠りにつく日もあります(笑)」

身につけるものは、ストレスがないものに行き着いたという千夏さん。春夏は心地よい、手紬手織のカディコットンやカディシルクに。また近所の海に通うことも、千夏さんの健康法のひとつだとか。
「自分が機嫌良くいられるものが、すべて健康につながると思っています。海は純粋に好きなので、サーフィンをするわけでもなくただ砂浜を歩くだけ。心地よさを求めているうちに、食事も自然に甘いものが必要なくなりました。作ることが好きなので、今後はもっと作品を作る時間を持ちたい。それから、もう少し自由になったら旅に出たいですね」

住まいと暮らし 小山千夏 お気に入り
千夏さんの自宅の壁。「大好きな友達の作品を壁や棚に貼ったり、身近に置いています」
住まいと暮らし 小山千夏 棚
アトリエでもあるお店。「お店は、半分自分の部屋のような感じ。お客様から見えない、自分の前には祭壇のように自分だけの宝物を並べています」
住まいと暮らし 小山千夏 アクセサリー
毎日身につけているというアクセサリー。「すべて友人の作品。お守りにもなっています」
住まいと暮らし 小山千夏 インテリア
部屋にはドライの植物を飾って。「今は、友人の沖縄土産のバナナと中村未来子さんが編んでくれた、レモングラスの草編みを飾っています」
住まいと暮らし 小山千夏 壁
アトリエも兼ねたお店は、中庭があるのもお気に入り。ワークショップやイベントに使うことも。
住まいと暮らし 小山千夏 貝
生粋の拾いもの好きだという千夏さん。「去年は海で拾ったもので、友達と展覧会もしたほど。長年拾っているので、拾うのが上手いんです(笑)」
住まいと暮らし 小山千夏 貝
最近海で拾ったという、千夏さんの宝物。
住まいと暮らし 小山千夏 海
定期的に海に通っている千夏さん。「ただ砂浜を歩くだけで放電すると友達に聞いてから、行くようになりました」
住まいと暮らし 小山千夏 花
生花は鎌倉の市場でよく買うそう。「市場では畑の脇に生えている花など、花屋さんで買えないような植物が手に入ります」今育てているヒヤシンスは、もうすぐ花が咲きそう。
住まいと暮らし 小山千夏 梅
お店に使っているのは、坂倉準三事務所による建物。「ちょっとした所が素敵。特に組み木の床は、かなりの築年数だと思いますが古くないところが気に入っています」
住まいと暮らし 小山千夏 山
雪の日の自宅からの風景。「鎌倉のいいところは海と山が近いところ。自宅は山側にあるので、冬はすごく寒いです」
住まいと暮らし 小山千夏 猫
愛猫のジンジャー。「近所で生まれて保護され、一緒に暮らすようになりました。警戒心の強い猫で、1年半ほどは触るなんて想像もできないくらいでした。今は一緒に寝てくれるようになりましたが、あまりベタベタするといなくなってしまうので、我慢してそっと触ったりしています」
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千夏さんがバトンを渡すのは、ずっと昔からの友人だという『波羅蜜』の根本きこさん。「今は離れていて何年も会えていないけど、昨日も一緒にいたようにつながっている。以前、小雨が降るなか履いていたビーサンが壊れたからと、パッと裸足になって普通に歩き出したきこちゃん。そういうところがかっこいいと思います。同じ言語を理解する同志だけど、ひとつ違う回路を持っていて、ハッとさせせてくれる大事な人です」。きこさんの暮らしは、2月下旬に公開予定です。どうぞお楽しみに。

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