昔から、「かご」好きだったというカナリアさん。次第に「かごバッグ」にも惹かれるようになり、少しずつ少しずつお気に入りを集めてきたといいます。
「例えば、ジャケットスタイルなどの‟きれいめアイテム”に、かっちりしたバッグを合わせてしまうと、老けて見えたり、コンサバな印象になってしまうことがよくあると思うんです。そこで、バッグを天然素材のかごに替えるだけで、程よく全体がカジュアルダウンしたり、抜け感が出ます。よほど手荒に扱わない限り長持ちしてくれるので、もう何年前に買ったものなのか思いだせないくらい昔に手に入れたかごも、いまだ現役で活躍してくれています。夏はもちろん、寒い季節に、コートと合わせるかごバッグも大好きです」

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クラシカルな『eb.a.gos（エバゴス）』のカーフ（仔牛）ケリーバッグも、プチプラコーデをぐっと上品に引き寄せる魔法のアイテム。
「私にとっては高価で（たしか12万円ほど）、長年欲しいと思っていたものでした。上質なカーフレザーのかぶせと無骨な紅藤の組み合わせ、アクセサリーのようなゴールドの尾錠まで、すべてが美しく、実際カジュアルからセレモニーまで、どんなスタイルも受け止めてくれます。いただいて二年が経ちますが、おばあちゃんになるまで、大切に大切に使っていきたいです」

雑貨屋さんのもの、セレクトショップのもの、はたまたヴィンテージのもの。カナリアさんの持つかごバッグは、じつにバリエーション豊かです。「服もそうですが、昔からブランドにはこだわりません。ノーブランドでも、デザインや大きさが自分に合うと思えば、迷わず連れて帰ります。たまたま見つけた掘り出し物が、何年もかけてだんだん自分に馴染んでいく過程を見るのも楽しいですね」

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canaria_rs / カナリア

1969年生まれ。都内にて夫と暮らす。自身のコーディネートや等身大の暮らしぶりを綴ったInstagramや、ブログ『Canaria Style』が大人の女性たちから人気を集め、中でもぺたんこシューズやTシャツなど、カジュアルでお手頃価格の服を上品にまとめたおしゃれに定評がある。不定期で自作のアクセサリーも販売。季節の花とおいしいごはんが、日々の楽しみ。

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１）ZARAも無印もGUも！インスタで話題沸騰のカナリアさんが指南する「50代からのプチプラ活用術」
２）無印ボーダー×デニムにはパールアクセサリーがマストです。カナリア流・50代プチプラファッションのルール
４）楽ちん＆すっきり見えを叶える大人のサロペット。プチプラTシャツの”10秒リメイク法”も教えます。
５）最旬ワントーンコーデ満載！プチプラでも大人らしくシックにまとめるポイントって？
６）46歳で10歳年下の夫と結婚したカナリアさんの話①―――高校受験にただひとり失敗した日のこと。
７）46歳で10歳年下の夫と結婚したカナリアさんの話②―――憧れの東京ライフ。そして、自分探しの旅の果てに。

●夏のおしゃれの参考に！コーディネート紹介はほかにも
〇菜木のり子さんの初夏の装いは、波のように揺らめく大人のためのワンピース。
〇大人だからこそ楽しめる、「マスク」ファッション。寺本美樹さんの素敵なコーディネートを紹介
〇デニムの着こなしポイントを教えて！アベクミコさんの絶妙なおしゃれの足し引きのコツ