【居心地の良いインテリア④】北欧雑貨の温かさと、機能美を暮らしのなかに。おさだゆかりさんのインテリアコレクション。

おさだゆかりさん インテリア

北欧のカラフルな雑貨に囲まれての生活。スウェーデンのものが圧倒的に多いのだそう。高いデザイン性や機能性、北欧雑貨を手に取ってしまう理由とは・・?今回はそんな「SPOONFUL」主宰・おさだゆかりさんに北欧インテリアの魅力をお聞きしました。

初めてストックホルムを訪れたのは20年以上前。雑貨好きが高じてバイヤーになり、その出張で訪れた際、美しい街並みとスウェーデン人の優しさに魅了されたといいます。そして、ハンドクラフト雑貨の素朴さや美しさ、キッチュな色合いの日用雑貨のとりこに。その後、北欧雑貨のオンラインショップ「SPOONFUL」を立ち上げ、北欧に数えきれないほど足を運んでいます。独自のセンスと審美眼で北欧雑貨を選んでいる、その基準はなんでしょうか。

おさださん インテリア
現在は買い付けに行けない日々だけれど、懇意にしている現地のお店との繋がりで仕入れは継続。仕事部屋にはストックが並ぶ。

「見た瞬間にビビッときて心が動かされるものが共通点のような気がします。スウェーデンのものが圧倒的に多いですね。というのもスウェーデンは街中にグッドデザインが溢れていて、デザインに対する意識が高いんです」また、伝統的なハンドクラフトも新しいプロダクトも、共通していえるのが「機能美」。

おさださん インテリア
ブルーとグレーの配色が絶妙なソファはデンマーク製のハンス・J・ウェグナーの「デイベッド」。クッションカバーはすべて「マリメッコ」。


豊かな自然に育まれ、長い冬を越すため家で過ごす時間が長い北欧の人々ならではの思いやこだわりが、使いやすいことはもちろん、美しさも兼ね備えた雑貨を生み出しているのではないかと語ります。加えて印象的なのが鮮やかな色使い。おさださんの家でも、ソファのブルーやテーブルクロスのグリーン、キッチン雑貨のイエローが効いています。「スウェーデンの国旗がブルーとイエローなので、その2色のものが多いかもしれません。ちょうどクッションの衣替えをしたばかりなんです」。名作ソファに、ブルーのテキスタイルがよく似合います。

おさださん インテリア
数あるコレクションのなかから見せてくれたカトラリー類。アンティークのものは1本ずつ見つけては購入しているそう。
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リビングダイニングの壁に配置した飾り棚に小さな北欧雑貨を飾って。ガラスやシェイカーボックス、かわいらしい動物のアイテムも。

『ku:nel』2021年7月号掲載

写真 有賀傑/取材・文 結城歩


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「買い替え」ではなく「メンテナンス」。「吟味して買い、長く愛用」がいまの気分です。
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