ファッションディレクター櫛部美佐子さんの葉山での新しい暮らし。【花と緑のある空間づくり】/前編
住まいの空間を彩り、安らぎや癒しをもたらしてくれる植物との暮らし。花を飾り、草木を育てる心のゆとりがますます必要なのかもしれません。『unbilanc(アンビラン)』ファッションディレクター櫛部美佐子さんのお宅を訪ねました。
植物の息づかいが居心地のよさを生む。
大きなソテツやコウモリランに出迎えられて玄関を入ると、部屋のそこかしこに植物が置かれ、清々しい香りに包まれた櫛部美佐子さんの住まい。6年暮らした軽井沢から昨年11月に葉山へ移住。もちろん、たくさんの植物も一緒です。
「軽井沢の前は目黒に住んでいて、『東京は緑が少ないから』と植物を迎え入れているうちに、どんどん増えてしまって。引っ越しの際は植物だけで3トントラックが満杯になりました。軽井沢の冬は部屋の中でも霜が降りるので、いくつかは枯れてしまいましたが、長く元気に育っている植物も多くて、千円くらいで買った小さなコウモリランもびっくりするほど成長して巨大化中です」
玄関先には立派なソテツやコウモリランが。「コウモリランは株分けしないとどんどん大きくなります。暑さに弱いので日陰のここがベストポジションみたい」
70年代に建てられた2階建ての家は、2頭の保護犬と1匹の保護猫、そして植物にとっても居心地がよさそう。広い庭もあり、日差したっぷりのリビングはシダ植物やサボテンなど大小の鉢植えで溢れ、壁や棚にもドライフラワーや古木がセンスよく飾られています。
玄関は個性的な木の根っこのオブジェやサボテンを。中央の苔つつじは友人から譲り受けたもの。
「植物好きは母譲りで、母はもっと家中を観葉植物だらけにしていたんです。生命力に溢れていてパワーをもらえるし、家のどこにいても自然を感じられると、とても落ち着くんです」
櫛部美佐子さん宅の間取り図。
築50年の2階建て3LDKで広さは約140平米。収納スペースも多く、洒落たヴィンテージマンションのようなつくりと庭が購入の決め手に。きれいに使われていたためリフォームはバスルームのみ。
PROFILE
『クウネル』2026年5月号掲載
写真/玉井俊行、取材・文/矢沢美香
SHARE
『クウネル』NO.138掲載
幸せを引き寄せる、住まいの整え方
- 発売日 : 2026年3月19日
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