59平米1LDKで、動線も確保しながらたくさんの植物を飾る工夫。【AyakoさんShoさん/後編】
住まいの空間を彩り、安らぎや癒しをもたらしてくれる植物との暮らし。花を飾り、草木を育てる心のゆとりがますます必要なのかもしれません。自身のYouTubeチャンネルでも、緑のある暮らしを発信している、デザイナーのAyakoさん、Shoさん夫妻のご自宅を訪ねました。
失敗も糧に。植物を育てる楽しさ、成長の喜びは格別。
ひと続きのリビング、ダイニング、ワークスペースは3面が掃き出し窓。コットンシフォンのカーテンもAyakoさんが選び抜いた。植物は窓際にまとめ動線も確保。コウモリランはハンギングにして立体的に空間を演出。
植物を選ぶのも、管理するのもAyakoさん。「でも、夫とは植物の趣味が合うんです。葉先の形状がかっこいいフレボディウム・ブルースターなど、シダ植物や多肉植物も好きですね。それとコウモリラン。成長が速くてどんどん増えるので面白いんです。成長が目に見えるものから育ててみると、植物に対する愛着もわくんじゃないでしょうか」
リノベーションですべてしつらえたキッチン。食器収納を兼ねたカウンター上は植物を置くスペースに。右の白いコットンフラワーは種から育てたものだそう。
水耕栽培のヒアシンス、多肉植物のサンスベリア・ボンセレンシス、エアプランツなど、手がかからないものを織り交ぜて。
バルコニーにグリーンカーテンを作り、盆栽もやってみたいと話すおふたり。ますます植物熱が高まっているようです。
ダイニングに続くワークスペース。鉢植えは少し目線を上げて飾るのがポイントとか。「古道具も好きなので、ロンドンの蚤の市で買った椅子などを花台として活用。床置きするよりも見栄えがして床も広く使えます」。同じ植物でも鉢や鉢カバーを変えて見せ方を工夫。
AyakoさんShoさん宅の間取り図。
築53年、59平米の1LDK。天井を抜き、キッチンを入れ替え、間取りも大幅に変更。細部までこだわって自分たち好みにリノベーションし直した。
PROFILE
Ayako/あやこ
デザイナー
ロンドンで靴やバッグのデザイナーとして活動した後、2019年に帰国。日々の暮らしを発信しているYouTubeチャンネル『ヒゲとわたし』は登録者数23万人以上。
Sho/しょう
デザイナー
13年暮らしたロンドンから帰国後、東京のデザイン会社に勤務。デジタル領域やブランドまわりのデザインを行っている。YouTubeチャンネルの制作もサポート。
『クウネル』2026年5月号掲載
写真/玉井俊行、イラスト/丹下京子、取材・文/矢沢美香
SHARE
『クウネル』NO.138掲載
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