【北海道の旅グルメ】地元人に愛される心温まる人気食堂『​食堂と喫茶 ​poppotei』

摩周湖や川湯温泉など自然を満喫できると人気の弟子屈町(てしかがちょう)。そんな町の駅前にひっそりと佇む食堂『食堂と喫茶 ​poppotei(ぽっぽてい)』へ行ってきました。ここで味わえるグルメとは?

地元食材にこだわったメニューが自慢

摩周湖など北海道の大自然にふれることができる弟子屈町へ訪れ、ランチに向かったのは、JR摩周駅を出てすぐ、白い外壁と青い屋根が目印の『食堂と喫茶 ​poppotei(ぽっぽてい)』。地元の方におすすめランチを聞くと、必ずと言っていいほど名前が上がる人気店です。摩周駅は電車の本数がとても少ないので、電車旅の待ち時間に立ち寄るのにもぴったりな場所です。

弟子屈の自然の恵みをたっぷりと詰め込んだメニューが自慢の『食堂と喫茶 poppotei』。お米は北海道産のななつぼし、麺は釧路三原製麺製造のものを使用するほどのこだわりぶり。他にも弟子屈産の大豆や牛乳を使用するなど、北海道の大地の恵みを存分に堪能できるメニューがそろっています。

ドアを開けると広がるやさしい空間がお出迎え

よく見ると、さまざまな形の椅子が使われている。こんなにも多くの種類の椅子を同じ空間で使用しているのに、ごちゃごちゃ感は一切ないセンスの良さ。

おしゃれでありながら温もりある空間は、なんだか実家に帰ってきたかのような安心感があります。思わず「ただいま」と言いたくなるような雰囲気。店内にはドライフラワーや歴史を感じる時計など、インテリアへのこだわりが垣間見えます。カフェ巡りが大好きな筆者は、お店の公式SNSを見た瞬間に魅了され、行くことを決めました。

「店内がおしゃれで接客が心地よい」と数多くの口コミがありましたが、まさに口コミ通りで筆者の期待値を大きく超えてきました。

看板メニューは〈摩周の豚丼〉と〈雪見ラーメン〉

摩周の豚丼(小丼)と雪見ラーメンのセット1,650円(税込)

〈雪見ラーメン〉

特に人気なのが、北海道産の豚ロースに特製ダレをからめて網焼きした〈摩周の豚丼〉と、弟子屈産大豆や牛乳を使った味噌仕立ての〈雪見ラーメン〉。今回は、この人気メニュー両方をいただけるセットメニューにしました。

白いスープが特徴的な、雪見ラーメン」。弟子屈産の大豆をすりつぶした呉汁はトロッとしていて、麺にスープがよく絡みます。もっちもちの麺と味噌仕立てのスープは相性抜群。しっかりと濃いめの味付けで、ビールのお供にも良さそうだなと思いながらラーメンを啜りました。

トッピングには自家製チャーシューやシャキシャキ食感が楽しいもやし、そして温泉蒸し卵。温泉が有名な弟子屈らしいトッピングです。隠し味には町内産の牛乳が使用されているそうですよ。

〈摩周の豚丼〉

もう1つの人気メニュー〈摩周の豚丼〉は厳選した豚ロースを特製ダレにからめて網焼きした一品。お肉は柔らかく、脂身とのバランスが絶妙で、トッピングの胡椒がいい感じのアクセントになっていました。甘塩っぱいタレがご飯にも染み込んでいて、何杯でも食べられそうです。

セットメニューはボリューミーでしたが、人気メニューを欲張りたいという方におすすめです。

どこかやさしい気持ちになれる弟子屈町の人気食堂

地元で愛される『食堂と喫茶店 poppotei』は温もりに溢れ、リピーターが多いことにも納得のお店でした。地域の食材にこだわり、丁寧に仕上げられた料理たちは絶品ばかり。落ち着いた雰囲気で、ほっと一息つける場所です。北海道の自然を満喫した後は、北海道の食材でお腹を満たしませんか。

​食堂と喫茶 ​poppotei

住:北海道川上郡弟子屈町朝日1-7-18
営:10:00〜19:00
休:不定休
食堂と喫茶 ​poppoteiインスタグラム

撮影・文/栗原香菜子

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