【花と緑のある空間づくり】高低差をつけたり、スワッグでバランスよく見せる工夫を。/後編
住まいの空間を彩り、安らぎや癒しをもたらしてくれる植物との暮らし。花を飾り、草木を育てる心のゆとりがますます必要なのかもしれません。『unbilanc(アンビラン)』ファッションディレクター櫛部美佐子さんのお宅を訪ねました。
毎日欠かさず植物に触れ、元気とパワーをもらう。
瀕死だった植物が葉山に来て元気を取り戻したこと、形のいい古木を拾ったことなどを嬉しそうに語る様子からも、一つひとつの植物への愛情が伝わります。
「植物を枯らしてしまうと本当に悲しくなるので、丈夫で育てやすいものを選んでいます。暑さや直射日光に弱い植物もあるため、置き場所は環境を最優先。
そのうえで見た目のバランスをものすごく考えますね。花台にのせたり、葉が伸びるものはハンギングにして高低差をつけたり。壁に掛けたドライフラワーのスワッグも、白くぽっかり抜けた空間が気になって足しました」
壁のスワッグは中目黒の花屋『irotoiro』で見つけた旅人の木。奥の小上がりはダイニング。
2階の仕事部屋。足元のカシワバゴムは初心者でも育てやすいそう。棚には手作りの植物オイルがずらり。
そして、植物に触れる時間も大切に。
「葉拭きをして、枯れ葉を摘み、水が足りているかチェックして……と毎日何かしら手を入れています。庭にも葉山の環境に合う花木を植え始めていて、花や実をつけるのが待ち遠しい!」。植物との新たな暮らしは始まったばかりです。
櫛部美佐子さん宅の間取り図。
築50年の2階建て3LDKで広さは約140平米。収納スペースも多く、洒落たヴィンテージマンションのようなつくりと庭が購入の決め手に。きれいに使われていたためリフォームはバスルームのみ。
PROFILE
『クウネル』2026年5月号掲載
写真/玉井俊行、取材・文/矢沢美香
SHARE
『クウネル』NO.138掲載
幸せを引き寄せる、住まいの整え方
- 発売日 : 2026年3月19日
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