目指すはコンパクトで温かみのある、コージーな空間!美容家・美木ちがやさんのお宅探訪。

美木ちがやさん リビング

家族3代で暮らす美容家の美木ちがやさん。年齢や状況に合わせて暮らしを整えてきたそうですが、将来思い描く理想の住まい方があるのだとか。今回はそんな美木さんの暮らしについてお聞きするとともに、心地よい状態に整えられた空間を見せていただきました。

今の自分の気持ちや、状況を大切にしたい。

トータルビューティークリエイター/美木ちがやさん

美木ちがやさん 玄関
玄関を開けると写真と絵画、そして額縁とグリーンがお出迎え。「まず目に入る場所なので、ほっとする、温かい印象になるようにしています」

都心ということを忘れてしまうほどの閑静な住宅街。そこに美木さんは暮らしています。
「私が大学生のころにこの家が建ちました。別棟を含め、家族三代で住んでいます。夫と息子たち、そして大きな犬もいるのでセンス良くとか、キレイに片づけては難しいですね。素敵とは言えない部屋なので気が引けます」

美木ちがやさん 香水
玄関窓の近くに大橋歩さんの絵とお気に入りの香水を飾って。「出かけるときの気分で香水をシュッとひと吹き。一番といえるほどお気に入りのコーナーです」

美木さんはそう言うものの、丁寧に整えられた空間に並ぶ木製の家具や床、使い込まれた椅子にソファ、そしてお部屋ごとに生けられた花やグリーン。 温かい空気が家中に流れ、なんとも気持ちがいい!
「本当は可愛らしいテイストが好きなんです。でも今は息子もいるので私の好みでコーディネートしたらリラックスできないだろうと、なるべくシンプルにまとめて」

美木ちがやさん テーブル
「この大きなテーブルは、カメラマンの夫が自分のスタジオに置いていたもの。家族それぞれが仕事をしたり、食事をとったり。我が家の作業場と化しています」

以前、インテリア関連の仕事をし、現在は美容家として活躍する美木さんだからこその視点がありました。
「スキンケアと暮らし方は似ていると思います。自分の年齢やそのときに置かれた状況をとらえ、変化させ、心地いい状態に整える。無理せず、抗わず。 将来、息子が独立したら、その時の私の感性や状態を生かした部屋づくりが始まるかもしれませんね」

美木ちがやさん 廊下
「美容にかかわる仕事からか、家のいたるところに鏡を置いています」。リビングの特注の大きな鏡の上には、息子さんが小学生のころに書いた『元気』の書。

美木さんが思い描く、将来の住まい方があるそう。
「ル・コルビュジエが両親のために建てた小さな家のように、決して広くなくていいんです。コンパクトな空間で温かみがあって、居心地が良くて……そんなコージーな暮らしができればと思っています」

生花、お気に入り小物を窓辺に。

美木ちがやさん 窓際
近い将来、笑い集える日を願って。モデル・原由美さんの、シンプルだけど温かい、人が集まる家。】で登場する原さんの苔玉教室に通う美木さん。「苔玉もそう、窓辺には好きな本やオブジェを並べています」。ちょっとしたスペースを楽しむことも心地良さのポイント。

『ku:nel』2021年7月号掲載
写真 玉井俊行/取材・文 河田実紀 Hata-Raku

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