【動物のいる暮らし④】ソファに顎を乗せて、飼い主さんを監視!?瀬戸維里子さんと愛犬•ビーディーのお話。

瀬戸さん ビーディー

自宅に愛犬がいるからこそ、コードレスなものを選んでみたり、おしっこシートもオシャレに収納してみたり。愛犬のことを考えての、素敵な空間づくり。今回はビーディー君と瀬戸さんのお話を紹介します。

息子が小学2年生当時に好きだった絵本、『くまのビーディーくん』に顔がそっくりだったことから、名付けられたというトイプードル(雄)のビーディーは、今は13歳。「人間用のソファを自分の縄張りにしています。ソファのクッションの上で〝僕の場所〟と言わんばかりに寝たり、背もたれに顎を乗せています。

ソファの上だと、ダイニングの椅子に座っている私とちょうど目線が合うので、安心しているのでしょうか」と瀬戸さん。「犬が次男という感じですね。ビーディーがいる生活は癒やされるし、おおらかに暮らそうと思うようになりました。汚すのは仕方ないので、あまり神経質にならず、木の床の傷や汚れも気にせず、犬を飼っている歴史が刻まれる感じが、むしろいいなと思います」。家族の歴史も、愛おしいビーディーと。

瀬戸さん ビーディー

ソファはカッシーナ。汚すので上からシーツを掛けているが、その方がすぐに洗えるし、気に入っている。


瀬戸さん ビーディー

おしっこシートは、木工作家の井藤昌志さんのオーバルボックスに収納。インテリアとなじむ工夫を。


瀬戸さん ビーディー

フロスのベルポップという充電式ライトは、コードレス。犬が足を引っかける心配がないので購入。


瀬戸さん ビーディー

玄関からリビングを覗いたところ。帰宅時のお迎えは、横着して一人がけのソファの背もたれの上から。


瀬戸さん ビーディー

ダイニングの椅子に座った途端、「待ってました」とばかりに、気がつかないうちに膝に乗るのが特技。


editor’s column
親犬から子 犬 へ受け継がれる、
リメイク・ソファ。

我が家にあった年代物の一人がけソファとオットマン。あるとき、愛犬が勝手に使っていて、以来犬専用に。その後、子犬も同居し、父娘2代で愛用。シートがへたっても、座面の低さやサイズ感が絶妙な、このソファに代わるものがなく、現在もシート交換して使用継続中 。( 文 ・ 黒澤弥生)

瀬戸さん ビーディー
●●2005年~●●涼しい縁側での、ふかふかのクッションとコーデュロイの感触は、愛犬、一休にとって至福のひととき。仰向けに寝ることもしばしば。
瀬戸さん ビーディー
●●2012年〜●● 犬特有の地面を掘るような仕草を繰り返して、生地がどんどん薄くなり、タオルでカバーして使用。父(左)と娘のまる(右)
瀬戸さん ビーディー
●●2021年●●以前と同様のコーデュロイ生地でサイズも合うシートを探し続けて見つけたのが、マルニ60のシート。D&デパートメントでデッドストックの生地でオーダー。ボタンの位置や色合いまで似たシートとオットマンにより、古いソファが復活しました。父亡き今は、娘が独占使用中。まる(手前)と、離れて暮らしている母親犬のミルキィ(奥)もときどき愛用。
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『ku:nel』2021年7月号掲載

写真 瀬戸維里子/取材・文 黒澤弥生

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