整えて心地よく暮らす。生活道具の達人が実践する“コンパクトライフ”の実現法とは?【中編】

もっとコンパクトに、きれいにすっきり暮らしたい……。多くの人が持つ暮らしへの願いですが、意志も環境もいまだ整わず、という人も多いのでは?今回は素敵に悠々とコンパクトライフを送る『小さな生活道具店ecru』店主・桐野恵美さんのお部屋を訪ねました。

PROFILE

桐野恵美/きりのえみ

「小さな生活道具店ecru」店主。アメリカの大学でインテリアを学んだのち帰国。店は金・土のみ開店。暮らしに寄り添う器や布を扱う。Instagram:@ecruhomesupply

すっきり整えて間取りプラスαの空間を演出

南の窓から夕方まで日差しがたっぷり差し込む。雑貨や植物をゆったりとディスプレイして。

週末だけ、自宅の一部を開放して生活道具の店を営む桐野恵美さん。葉山にある住まいは昭和レトロな純和風の平屋。間取りは3DK、築50年とは思えないほど、建具も設備もきれいなのが目を引きます。

「ここは同じ敷地に住む大家さんが賃貸用に建てた家で、これまで代々住んでいた方が丁寧に暮らしていたんでしょうね。大きなリノベーションはしていないみたいで、窓や障子には昔懐かしい柄の入ったガラスが使われていたりして、欄間などの建具もそのまま残っているんです。だから、私もうっかりガラスを割ったりしないように、きれいに住み続けたいと思って」

「年末の大掃除をしたことがない」というだけあって、どの部屋も清潔にすっきり整えられていて家具も最小限。そのせいか、6畳2間に4畳半のキッチンと寝室、という間取りより広く感じます。

「今まで持っていた家具とも相性がよかったので、新しく買った家具はベッドと廊下のシェルフだけ。和室に置いたテーブルは30年くらい前に知人から譲り受けたものですし、実家にあった父の本棚を食器棚として使っています。キッチンに置いてあるテーブルは私が小学生の頃に使っていた勉強机。長年、実家で使っていた電気ストーブや扇風機も現役で活躍しています」

※後編に続きます

普段テーブルとして使っているのは、友人から引き取った古い着物の裁ち台。

引き出しには、お店に並べる器などを収納。たくさんある袋ものは欲しい人に差し上げているそう。

「使わないものは使う人へ。きれいに洗ってアイロンをかけ、いつでもスタンバイ」

桐野恵美さんのYouTube動画も公開中!

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『クウネル』No.122掲載

やっぱり、家が好き!

  • 発売日 : 2023年7月20日
  • 価格 : 980円 (税込)

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