初公開!2匹の猫と気ままに暮らす小泉今日子さんのマイホーム【後編】

明るい光が降り注ぐ心地よい部屋で迎えてくれたのは、笑顔の小泉今日子さんと愛嬌たっぷりの2匹の猫。アイドルデビューを機に、15歳からスタートした住まいの履歴と57歳の今の暮らしについて、お話を伺いました。

PROFILE

小泉今日子/こいずみきょうこ

歌手、俳優、タレントとしてマルチに活躍。近年は舞台や映画のプロデュースも手がける。東京・本多劇場(7/27~8/6)を皮切りに、愛知、富山、岐阜で舞台『ピエタ』の公演を控える。

家も生き方も風通しよく。いくつになっても新しいチャレンジを

吹き抜けの大きな窓から明るい光が注ぐリビング&ダイニングは、普段は猫たちと、時には友人や仕事仲間を招いてのんびり寛ぐ空間。素敵な家具は、書斎同様、葉山に引っ越した際、インテリアコーディネーターに見立ててもらったもの。

「ダイニングテーブルもソファも、この部屋には大きすぎるから買い替えようか迷ったんですが、最後の最後にケチが出て『やっぱり持ってきます!』と、使い続けています。クレーンで窓から搬入したソファは、猫たちが爪を研ぐのでフリンジができちゃいました」

ダイニングテーブルの奥は広々としたカウンターキッチン。「凝ったものはあまり作りませんが一応料理は作ります。疲れた時はデリバリーに頼ることも」

リビングと寝室をつなぐ階段は、小福田さんのお気に入りスペース。撮影のため小泉さんが立つと、自然と隣に寄り添います。「私が階段を上がると、ダダっと追い越して、そのままベッドにダイブしたりするんですよ」

7月末から始まる舞台を控え、ほぼ休みなく忙しい毎日を過ごしているという57歳の今、60代に向けてどんな暮らしを描いているのかを聞いてみると、驚いたことに「60歳で引退したい」という答えが返ってきました。

60歳からはもっとフィジカルに働いていたいイメージなんです

「会社員だったら60歳で定年があるじゃない?余生としてちょっとは何かやるかもしれないけれど、がむしゃらに働くのはあと2、3年かなと思っていて。だから今のうちに頑張って、60歳からは全然違う暮らしをしてみたい」と語ります。

「下の姉と交代で実家に通い看病をしていた母を、昨年末に見送りました。その時、叔母や姪が力になってくれて、親戚に何か恩返しをしたいと思うようになったんです」

朝起きたらダイニングテーブルで中国茶を淹れるのが日課。後ろの飾り棚には、思い出の写真やアート、集めているスノードームや猫グッズなどをディスプレイ。

空き家になった実家を、親族が集まる場所に建て替えて、余っている土地は畑にして、野菜を育ててみるのもいいかも!と、悠々自適にのんびり過ごすのかと思いきや、引退後の妄想プランはかなりアクティブ。

「ダラダラするのは好きですが、のんびり暮らすことにはあまり魅力を感じない。60歳からは、もっとフィジカルに働いていたいイメージなんです。私、つなぎとか似合いそうだし、農機具とかうまく扱えそうじゃないですか。ロン毛にタオル、ニッカポッカとか憧れの制服なんですけど、自らそれをやっちゃおうかな」

幼少期の小泉さんと家族、演出家・久世光彦さんとのツーショットなど思い出の写真たち。

少しずつ集めたファイヤーキングのマグカップ。

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『ku:nel』2023年9月号掲載 撮影/柴田フミコ、ヘア&メイク/石田あゆみ、取材&文/吾妻枝里子

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『クウネル』No.122掲載

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