PR

炭酸水メーカー〈ソーダストリーム〉が日常にもたらす“リズム”のデザインとは【ku:nel DESIGN LAB Vol.1】

身近な日用品のアプローチデザインを語らう〈ku:nel DESIGN LAB(クウネル・デザインラボ)〉の連載がスタートします。第一回目は作家の甘糟りり子さんをゲストに迎えて、炭酸水メーカー〈ソーダストリーム〉の製品デザインから、自分で選択する楽しさや固定概念に縛られないオリジナリティについてセッションします。

〈ku:nel DESIGN LAB〉とは?

CONCEPT

「日々と向き合い、自分なりに求めるモノを、心踊りながら選び使うことで、そのセンスをモノにできる」。身近な日用品の機能美の中にある、愛用を生むアプローチデザインを知り、語り合う『サロン・ド・テ』のような知的交流の場を目指します。ラボの所長を務めるのは、栄養士兼クリエイティブディレクターとして活動する藤原奈津子さん。毎回さまざまなゲストを迎えて、デザイン視点でセッションします。

ライフスタイルのリズムを生み出す〈ソーダストリーム〉という存在

藤原さん:記念すべき第一回目のテーマは「リズムを作り出すもの」ということで、甘糟さんに炭酸水メーカーを体験していただきたくて。数年前まで、炭酸水を飲むことは日本の食文化的にあまり馴染みはなかったですよね。海外のレストランに行くと、ガスありやガスなしを選ぶこともありますけど。

甘糟さん:炭酸水は大好きで、市販のものですがよく飲んでいます。

藤原さん:それなら嬉しいです。〈ソーダストリーム〉をさっそく使ってみませんか?

2023年6月に発売したばかりのソーダストリーム「E-TERRA(イーテラ)」。すべてがワンタッチで操作可能で、弱・中・強の3段階からお好みの強さで炭酸を注入できます。

専用ボトルに冷水をセットして、スイッチオン。すると、炭酸注入とともに、ブルーのLEDライトが光ります。

甘糟さん:わあ、すごい光りとシュワシュワ!

藤原さん:衝撃的ですよね。光るようになったのは、この最新モデルからで。この光はエンターテイメントなんですよ(笑)。炭酸が入っていく様子にフォーカスできるし、何より作ることの喜びを感じます。

甘糟さん:わが家は来客が多いので、みんなで集まったときに盛り上がりそうです。操作もスイッチを押すだけなんですね。もっと複雑だと思っていたのですが、簡単で驚きました。

藤原さん:〈ソーダストリーム〉は単なる炭酸水を作るマシンではなくて、ライフスタイルのデザインをコンセプトにしています。毎日使うものだから操作は簡単で、デザインもミニマムです。だけど、炭酸注入の工程が見えるボトルの位置など、自分で作る楽しみを視認できるのがデザイン設計視点では、 実に現代的な要素だと思います。そもそも炭酸水ってどちらかと言うと、私たちの生活にあってもなくてもいいものですよね。

甘糟さん:だけど、あってもなくてもいいもの、まさに炭酸の泡みたいなものって、人間らしく生きるために必要なものじゃないかなと思います。その瞬間しか味わえない、消えてしまうからこその楽しみもありますよね。さっそく飲んでみてもいいですか?

あっという間に生の炭酸水が出来上がりました。

(左)藤原奈津子さん、(右)甘糟りり子さん

庭のミントを摘んで、レモンと一緒にさっぱりと。

甘糟さん:出来たての生炭酸、初めて飲みました。市販のものより、まろやかな味がしますね。

藤原さん:軟水や硬水など、ベースの水の味が影響します。甘糟さんのお家は鎌倉だからお水もおいしそう。東京のマンション水ですら、甘みを感じます(笑)。自分の地元の水を炭酸にすることができるというのはなんだかいいですよね。きっと新しい発見があると思います。そういえば甘糟さんは、普段どんな風に炭酸水を飲んでいますか?

甘糟さん:ジンジャエールをよく作ります。あとは今の季節ならパイナップルとジャスミンティーを割ったり、庭ミントと蜂蜜とか。あとは天ぷら粉を割るときに炭酸水を使いますね。

藤原さん:素敵ですね。実は炭酸水は料理にも大活躍してくれるんですよ!ご飯を炊くときに炭酸水で炊くと、もちっとして、冷めても甘みが続くと言われています。それからお肉の煮込みにも。お肉を柔らかくするためにコーラやビールを入れるところを、炭酸水と黒糖にしたらよりナチュラルになります。泡の刺激が旨みを引き出してくれるのか、お水の代わりに炭酸水で色々と調理してみるの楽しいですよ。

甘糟さん:炭酸水でご飯を炊くって初めて聞きました!色んなお料理に使えるんですね。実験みたいで楽しそう。

藤原さん:炭酸水を作るときの強弱も3段階で選べるので、シロップを割るだけでも幅が広がります。市販の炭酸水は、炭酸の強さが決まっているので“美味しさのニュアンス”を楽しむことは難しいですよね。“ニュアンス”は料理におけるデザインの要素であり、センスの正体なんですね。だから〈ソーダストリーム〉はシンプルなんだけど、いつもの飲み物や料理の幅を劇的に変えてくれるキッチンツールなんです。

甘糟さん:同じもので変化がつけられるのは、種類をガラッと変えるより簡単ですよね。気分転換になるかもしれませんし、そういうものを生活に取り入れると楽しくなりますよね。

マシンの裏側に、炭酸を注入するためのガスシリンダーをセットします。ワンタッチで簡単に着脱できます。

わずか2秒ほどで取り付け完了。

甘糟さんも「デザインが可愛い!」と気に入っていた、ガスシリンダー。中のガスがなくなったあとは、新しいシリンダーが届く代わりに回収してくれます。

脱ペットボトルで、環境問題に貢献

甘糟さん:先ほどお話しした通り、普段は市販の炭酸水を買っているんですけど、流通の過程や包装を考えると、地球環境には良くないなあと思うこともあります……。自分の生活では、ペットボトルのゴミが増えてしまいますしね。ゴミ出しの回数をなるべく減らしたいのですが、日常的に炭酸水を飲んでいるとなかなか難しくて。これならペットボトルのゴミが減らせますよね。

藤原さん:はい。ゴミを減らしながら、好きな時に好きなだけ炭酸水を楽しめるところが一番のポイントですね!特に、海洋プラスチックに対する意識は、今や全世界でタスクを掲げている問題ですが、〈ソーダストリーム〉はプラスチックゴミの削減を目指して普及しているんです。

甘糟さん:小さな頃から海のそばに住んでいるので、海洋ゴミについては身近な問題だと感じます。2018年、2019年と続けて、鎌倉の海岸にクジラの死骸が打ち上げられたことがありました。どうやらのプラスチックゴミを飲み込んでしまったみたいで。私たちが責任を感じないといけないと思います。

藤原さん:ペットボトル削減までに繋がるのは、非常に長い道のりではあります。けれど、そのことに共感して〈ソーダストリーム〉を使っている人も年々増えてきています。炭酸水自体もすごくヘルシーですし、地球にもヘルシー。それから、炭酸水の持ち歩き専用ボトルもあるんですよ。

甘糟さん:炭酸は専用のものではないと持ち歩きができませんよね。外出先でも炭酸水を飲みたいと思っているので、それは嬉しいです。

外出先でも炭酸水を持ち歩くことができるマイボトル。飲み口やボトルが広く、洗いやすいのも特徴です。

日常と向き合い、新しいカルチャーを自分らしく選択する

甘糟さん:せっかくですので、〈ソーダストリーム〉生炭酸の「強」と「弱」の飲み比べをしてみたいです。

藤原さん:ぜひ「弱」は飲んで欲しいですね!炭酸ってスカッとするイメージですけど、朝起きてほっとしたいとき、気を抜きたいときに、弱で作る微炭酸があってよかったなと思います。ほんのりしますよ。例えば、午前中は微炭酸で夜は強炭酸とか、時間帯で変えてみたり。甘糟さんなら、原稿の締め切り前、真夜中は強強炭酸にして……(笑)。水に炭酸を入れるだけなんですが、強さを選べるだけでも受けるリズム感が違います。

甘糟さん:弱は炭酸の角がふんわりと丸い気がします。確かに、ほわっとしますね。

藤原さん:私は、生活の中で炭酸水を作って楽しむときの気持ちが「禅の内省に近い」と感じています。

甘糟さん:禅、ですか?

甘糟さんのご自宅の縁側で。庭で摘んだミントを炭酸水に合わせてリラックスタイム。

藤原さん:〈ソーダストリーム〉に出会って、日常的に炭酸水を飲むようになって、「あ、自分が本当に飲みたかったものはこれだ」っていう気持ちに気づいたんです。炭酸水といえば、パンチが強い“強炭酸がいい”って思われがちですけど、飲んでみると「私は微炭酸の方が好き」っていうのに気づいたり。強弱があることによって、本当の自分に向き合えるというか……。気持ちに寄り添ってくれるから、ホッとできる。シュワシュワの操作や光る部分とかは派手ですけど、実は静かな時間をもたらしてくれるものなんです。気持ちのオンオフに役に立ちます。

甘糟さん:なるほど。

藤原さん:無味無臭の水に炭酸という体感リズムが加わって、水が全然違う意味や役割を持つようになります。甘糟さんなら庭のミントを入れて、ふわーっとチルアウトする。祭りのあとのような静かな気持ちを味わう。きっと、〈ソーダストリーム〉は自分自身のリズムをデザインしてくれる存在になってくれるのかなと思います。今日、試してみてどうでしたか?

甘糟さん:以前に比べてお酒を飲むことは少なくなったのですが、飲み会みたいな場は今でも好き。そんなときも炭酸水はいいですよね。ちょっとお酒を飲んでいるような高揚感に近いじゃないですか。「1杯いっとく?」って誰かを誘いたくなるような。

藤原さん:なるほど!それもまたリズムですね。特にクウネル世代は、たくさんの選択肢から自分らしいものを選んできて、長く愛用しているものが多いはずです。新しいものを取り入れるには勇気がいる方もいるかもしれません。だけど、心のどこかでは進化したいという気持ちはある。そういうときに〈ソーダストリーム〉はベストマッチかなと思います。

甘糟さん:スイッチ一つでこんなに気分を変えてくれる。リズムのデザインという魅力がよく伝わりました。ありがとうございました。藤原さん、ぜひまた海のそばにチルアウトしにきてくださいね(笑)。

甘糟りり子/あまかすりりこ

1964年生まれ。幼少より草花に囲まれた鎌倉の家に暮らす。主な著書に女性や家族問題を取り上げた『産まなくても、産めなくても』、『産む、産まない、産めない』(ともに講談社文庫)、『バブル、盆に返らず』(光文社)など。鎌倉グルメエッセイ『鎌倉だから、おいしい。』(集英社)などをはじめ、鎌倉暮らしの魅力と愛情を綴った著書も人気。

Instagram:@ririkong

藤原奈津子/ふじわらなつこ

株式会社OFFICE COMATCH代表取締役。ものづくりの先をデザインする独自のブランドデザイン「アプローチデザイン思考」を軸に、 広告デザインでは各種広告賞を受賞。担当ブランドは続々とヒット。栄養士/クリエイティブディレクター/コピーライター/イラストレーターなど、複数のデザイン専門職種を越えてシームレスに活躍し続ける“マルチポテンシャライト“として注目される。また、キッチンツールの目利きセンスを活かし、雑誌やTV等にも出演中。

写真/猪俣博史、編集/草地麻巳、文/阿部里歩

SHARE

IDメンバー募集中

登録していただくと、登録者のみに届くメールマガジン、メンバーだけが応募できるプレゼントなどスペシャルな特典があります。
奮ってご登録ください。

IDメンバー登録 (無料)