【岡田サリーさんの愛用品】古民家にフィットする母から受け継いだ「チェストと陶器のオブジェ」

親しい人が愛用していたものを受け継ぐということは、その人の想いや過ごした時間なども共有すること。今回は岡田サリーさんが母から譲り受けた素敵な愛用品をご紹介します。

PROFILE

岡田サリーさん

会社経営
メイクアップアーティスト、ファスティングマイスター。施設で暮らす母は92歳に。
https://linktr.ee/okadasally

今の家に、インテリアとして欠かせない存在に

陶磁器や外国製家具の収集が大好きな母から受け継いだチェスト。

「小学生の頃から実家にあって、母と一緒にいろいろな所を転々とし、約7年前に私が貰い受けました。昔は薬が入っていて正露丸の匂いがするから、あまり愛着のあるものではなかったんです。でも昨年、引っ越してきた古民家にはとてもフィットして、結果的には良かった」というサリーさん。

From 母
七宝焼き装飾のチェスト

工具やメイクの仕事道具などを収納。「意外と使い勝手もよかった」チェストはリビングに。上部にも七宝焼きの飾りが施され、そこには祖父母の写真、両親と3人姉妹の家族写真を飾って。

From 母
陶器のオブジェ

十代大樋長左衛門という陶芸家の作品。和風の額装を取り外したら、モダンなオブジェに。「馬モチーフなので、午年の娘、2人のどちらかに受け継いでもらえたらと、思っています」

陶器の作品も陶磁器好きの母から。

「どちらもいずれは『ママの家のあの場所にあった、おばあちゃんの大切な物』という記憶とともに、娘たちにも母の想いが繋がるといいなと思います」

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『クウネル』No.120掲載

センスのいいあの人の愛用品

  • 発売日 : 2023年1月20日
  • 価格 : 980円 (税込)

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