クローゼットにたくさん服はあるのに、着る服がない…。特に季節の変わり目はそんな事態に陥りがちです。欲しいのは、数ではなく、着回しがきいて着映える1着。お洒落のプロに、ワードローブの中でも一際活躍している「一軍服」を伺う連載企画。今回は人気ブランド『HOUSE OF LOTUS (ハウス オブ ロータス)』のプレス吉川恵理奈さんの「一軍服」をご紹介します。
季節を問わずに着回せるシルク100%のふんわりワンピース
『HOUSE OF LOTUS (ハウス オブ ロータス)』はモデルの桐島かれんさんがクリエイティブディレウターを務める人気ブランド。年齢を問わず、いくつになってもお洒落を楽しみたい女性をターゲットにしており、中でも柄物や色鮮やかな気負わず着られるワンピースは、お洒落な大人の女性から支持を集めています。
吉川さんの推薦アイテムは、シルク100%のモノトーンのドットワンピース。「こちらはインドのシルク羽二重にグラフィカルなドットプリントを施したもの。インドならではの温かみのある素材感が相まって、品のよさとカジュアル感が共存しているのが魅力です。オールシーズン着まわせて、まるで着ていないかのように軽く、程よいエレガントさとリラクシーな雰囲気が、体系や年代を選ばず、こなれた印象に仕上げてくれるんです」
メイドインモロッコのバッグがデイリーに活躍
「シーズンやシーンを問わずにいつも愛用しているのが、モロッコの職人により作られたノスノスバッグ。このバッグの名称のノス(nous)とは、アラビア語で半分という意味だそう。羊の革とヤシの葉の2つの異素材を組み合わせて作られているのですが、とても軽くどんな服にも合うんです。季節を問わず持てるところとお値段が手頃なところが最大の魅力。サイズ違い&色違いで大人買いしました」
フロントデザインがチャームポイントの美脚チノパン
最後に追加でご紹介いただいたのが、フロントデザインが効いた美シルエットのチノパンツ。『t_a (ティーエー)』というブランドのものなのですが、お洒落な人たちがみんな履いているので、真似して買いました(笑)。 履いていると「開いているかと思った!」といつもびっくりされますが、このフックが見えるフロントデザインがチャームポイント。太過ぎず女性らしい美しいテーパードシルエットも気に入っています。
取材・文:吾妻枝里子
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