シャツは夏に便利なトップスアイテムのひとつ。今回はそんなシンプルすぎず派手すぎないシャツの着こなし術を2人のパリマダムにお聞きました。
50歳を過ぎた大人の女性にとって、おしゃれをする上で大切な「引き算」テクニックや買い物事情をお届けします!
●fashion 1
パリマダムのおしゃれキーワードは「引き算」
キャトリーヌ・ピケさん
Catherine Pique
「KENZO」商品開発担当
「 50歳を過ぎてからのおしゃれは引き算だと思うんです。たとえば身につけるアクセサリーはイヤリングかリングのどちらか。化粧も厚くすると老けるから、ナチュラルメイクにするなど」
マイスタイルは、シャツとパンツ。その中でもリーバイス501は、とくに定番なのだとか。
\ほかシャツとパンツの組み合わせ/
『クウネル』2019年7月号掲載
写真/Yas、コーディネート/石坂紀子、文・編集/今井 恵
●fashion 2
買い物は消費でなく、プロセスも楽しむ
エリナ・ハリミ
Elina Halimi
バルバラ ビュイ デザイナー兼「KABUKI」バイヤー
今日着ているのは、サンローランのメンズシャツにセリーヌのパンツ。
「このパンツはフィービー・ファイロの最初のコレクションのもの。ハイウエストは脚が長く見えるから好きなんです。メンズの白シャツはすごく好きなので、 何枚も持っています」
「コーディネートはミックススタイルが好きなので、ヴィンテージや前のシーズンの服も着回します。だから昔の服も大切にしています」
\人生で見つけたベストバイ/
洋服もアートも買って満足するのではなく、出合いの行程から楽しんでいるエリナさん。「art de vivre(暮らしの芸術)という言葉があるけれど、art de shopping とも言えると思います。私は買い物をするという、その行為を愛しているんです」
『クウネル』2016年11月号掲載
写真/篠あゆみ、コーディネート/石坂紀子、編集・文/今井 恵
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