【小林麻美さん連載】後編/妻でも母でもないひとりのおんなとして着たい服を着よう

小林麻美さん ファッション

おしゃれミューズ 小林麻美さんの人気連載。何の迷いもないと思われる小林麻美さんでも、やっぱりおしゃれの悩みはあるようです。歳を重ねて、立場が変化して、誰のためでもない自分のためのおしゃれ。新しい自分スタイルに出会うのは、これから!
前編/年を重ね、立場が変わり、おしゃれも試行錯誤の日々からの続きです。

女であることを
もう一度 思いだそう!
今の自分がたどり着いたこの場所で選ぶ服
ひとりの女として 着たい服を着よう
娘でも妻でも母でもない
ひとりのおんなとして……

カール・ラガーフェルド亡き後のCHANEL
数シーズンたって落ち着いたら
私の勝手な願望だけど
次のデザイナーは
やっぱり女性が良い!と思っている
たとえば今のDiorのデザイナー
マリア・グラツィア・キウリとか!
サンローランもディオールもラルフローレンも
初代デザイナーは皆男性で 大好きだけど
CHANEL は 女が作る女の服
という気がするから

大好きなレースのトップスは、 胸元と背中が大きく開いた デザインで程よくセクシー。

「レースをあしらったデコルテ のカットが美しいトップスは、 張りのあるコットンのカット ソー素材。艶やかな黒いドレ スに重ねてみました」

立体感のあるシルエットが、 心地よく体を包みます。 優しく、女らしく。

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今回着た服も物撮りした服も
選んだブランドは偶然にも
女性がデザインした服
それは 今の私の気分と服のマインドが
リンクしているからだと思う
男が考える 女が着る服
女が考える 女が着る服
息遣いや湿度 後ろにある匂い
それはもしかしたら 女にしかわからない
秘密のエッセンスかもしれない

ながーく生きてきているんだもん
肩書きとか年齢とか 性別だって飛び越えて
本当の自分がいちばん好きで気持ちが良い服を
着ていきたい!って思う
試行錯誤
それも楽しんでしまいたい


『ku:nel』2019年7月号掲載
写真 渡辺謙太郎(MOUSTACHE)/編集 黒澤弥生

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