【小林麻美さん連載】伝説のおしゃれミューズ登場。貴重な少女の頃の写真にため息!【第1回・前編】

小林麻美さん 連載1

おしゃれミューズの小林麻美さんが、気持ちの赴くままに新たな試みにチャレンジするシリーズです。まずは、今の想いを綴った言葉と写真から。

数十年ぶりに 
トランクルームを整理していて 見つけた
懐かしい あの頃…
中学 高校と 多感だった少女時代
もしかしたら そこが
わたし 小林麻美の原点だったのかもしれないと
ふと思った
この写真のすべては
小林麻美になる前のわたし
自分を振り返ってみる事で 今を 見きわめ
そして 明日に向かって
ほんの少しだけ 夢を追いかけてみるのも
許される歳になったかな? と 思っています

15才の中学生だった私は
来る日も来る日も 映画 映画
その日も ひとりで みゆき座に
「ローズマリーの赤ちゃん」を観に行った
その時 スカウトされて
あの時 映画を観に行かなかったら
私は 違う 今日を生きていたのかもしれない
だから 人生は 不思議
明日の事は誰にもわからない
1分先も
だから 素敵なんだと思う
きっと

あの頃…
紫のエナメルのスカートに白いロングブーツ
髪はほぼ金髪 上下つけまつげ
「18!」と、入り口で黒服をごまかして
赤坂の「ムゲン」に夜毎 出入りしてた
16才のわたし
階段を降りるとき
ブラックライトで白いシャツがあやしく光って
それが可笑しくて
なんだか 毎日 ただ 楽しかった あの頃…
17才のわたし

いつか30を過ぎたら 
キム・ノヴァクのように ショートヘアにしようと
漠然と思っていた
30才は 果てしなく遠い先にあると思っていた
あの頃…

30の私は やっぱり
ロングヘアで 
アマオトハショパンのシラベ を歌っていた…

振り返ってみると
「こんな風になりたい」とか 憧れる女性(ひと)は
いつだって スクリーンの中にいた
お手本はいつも 映画だった
ヘアスタイルも 立ち振る舞いも 雰囲気も
シャツの着こなしも メイクも
すべてが
映画の中にあった


そして 今
あの頃と変わっていない少女の心が
微かにでも残っていたら
大事にしたいと思うけど…

【後編】では、大人になった小林麻美さんの心境が見られます。
後編に続きます→

文学少女に憧れていた中3のとき、自宅で。ひとりで映画を観に行き、スカウトされたのもこの頃。

中1、花柳流ゆかたざらい。唯一長く続いたお稽古が日舞。花柳稔之治という名で、20歳のときに名取に。

中3の夏、友人と海で。 映画の女優のおしゃれに 倣って、手には大ぶりのサングラスを。

16歳、初めての海外旅行で母と一緒にハワイへ。 現地調達した60’s風プリントのムームーを着て、ワイキキで。

17歳、本名でCMモデルを していた頃。『週刊平凡』掲載の誌面。「外資系会社の秘書になりたい」と語っている。

17歳、デビュー直前のお正月。姉の成人式のときのきものを借りて、晴れ着姿で記念撮影。

/

キーワード