【目利き書店員セレクション5冊】TSUTAYA BOOK STORE下北沢・磯部ゆきえさんがフィーリングで選ぶ本は?

新たな本に出合いたいけれど、何を選べばよいか分からない。そんな時は本のプロである書店員さんに聞いてみるのも手。直木賞作家から書店員歴40年以上のベテランまで、個性的な書店オーナー&書店員さんに「推しの本」を取材しました。

磯部ゆきえ/いそべゆきえ

アルバイトも含め書店員歴約20年。旭屋書店に入社後、大阪の店舗で勤務。5年前に池袋店へ配属。現在は副店長として出向中。

SHARE LOUNGEを併設様々な人が交差する開放的な書店

全国の書店巡りを終えた今村翔吾さんに印象的だった書店員さんを伺ったところご推薦いただいた礒部さん。自身が本を選ぶ基準はフィーリングなのだそう。「入荷した書籍の箱を開けた瞬間、いい匂いのする一冊に出合う時があり、その感覚を大切にしています。ページをめくるたびに心がときめくような五冊を、フィーリングで選びました。

贅沢貧乏のお洒落帖』森 茉莉
ファッションマニアとしても知られる森茉莉のエッセイ。「本作はお洋服の描写が細やかで素晴らしくうっとり 」。858円(ちくま文庫)

言い寄る』田辺聖子
「田辺さんの作品に出てくる関西弁は、色気があって粋。表紙も可愛いので、シリーズで集めたくなります」。836円(講談社文庫)

ブレーメンのおんがくたい』ハンス・フィッシャー
「絵本としてだけでなく、画集としても価値があるように思える本。クリスマスが近づく今の季節にぜひ」。1,540円(福音館書店)

木になった亜沙』今村夏子
杉の木に転生した亜沙は、わりばしになって若者と出会う。「切なくて美しい読後感から抜け出せなくなる」。1,320円(文藝春秋)

やかまし村の子どもたち』アストリッド・リンドグレーン
農村の子どもの生活をユーモラスに描いたシリーズ。「子どもの頃も大人になってからも、心に響く大切な本」。748円(岩波少年文庫)

TSUTAYA BOOK STORE下北沢

住:東京都世田谷区北沢2-11-15ミカン下北2、3階
電:03-6778-4039
営:9:00~22:00
休:無休
https://mikanshimokita.jp/

『クウネル』2023年1月号掲載
編集・文/吾妻枝里子

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『クウネル』No.118掲載

私の人生を変えた本

  • 発売日 : 2022年11月18日
  • 価格 : 980円(税込) (税込)

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