買い物に行くのは億劫。冷蔵庫の中もほとんど空……。そんなときに、頼りになるのが瓶詰めと缶詰。今回は、イラストレーターとして活躍されている小野寺光子さんにお話を伺い、韓国の庶民的なおかずのレシピを教えていただきました。さば水煮缶で作ることで、簡単&旨味の詰まった一品を作ることができます。ぜひお試しください。
ごはんによく合う韓国の庶民的なおかず。
韓国の料理研究家ペク・ジョンウォンのレシピを元に作り始めたゴドゥンオチョリム(さば煮)。「大根、じゃがいもはどちらかでもいいのですが、私は両方入れるのが好き」。マイルドでうま味のある韓国唐辛子粉と自家製コチュジャンを使って、ごはんが進む一品に!
さば缶のゴドゥンオチョリム
●材料(2~3人分)
さば水煮缶…1缶(190g)
じゃがいも…中1個
大根…2~3㎝
たまねぎ…1/2個
A
醤油…大さじ1
韓国唐辛子粉(中粗)…大さじ1
にんにく…1~2かけ
生姜…1かけ
コチュジャン…大さじ1/2
白髪ねぎ、糸唐辛子…適量
●作り方
1)じゃがいもは薄めの半月切り、大根は薄めのいちょう切り、たまねぎは薄切りにする。
2)深めの中華鍋(テフロン)に、さば缶を汁ごと入れて、缶1杯分の水を加える。Aを入れて強火にし、沸騰したら中火にして煮込む。
3)煮汁が少なくなり、じゃがいもと大根が柔らかくなっていれば火をとめる。味を見て必要なら醤油、砂糖(ともに分量外)を加える。
4)器に移して白髪ねぎ、糸唐辛子を飾る。
小野寺光子
イラストレーター。8月に吉祥寺で個展『香港香港。』を開いたばかり。日々の暮らしと超充実の料理をアップしたインスタが人気。@kadoorie_ave
『ku:nel』2021年11月号掲載
写真/小出和弘 取材・文/石毛幸子
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