上品なパールのアクセサリーは一生楽しめる大切なものです。「アクセサリーを楽しむのは心の余裕だ」と言う雅姫さんは、子育てが一段落してからアクセサリーに目がいく余裕がでてきたと語ります。そんな雅姫さんのアクセサリーに対する思いと、抜群のセンスを今回は紹介していきます。
▼【雅姫さんのセンス1】「心の余裕がアクセサリーを楽しむことに繋がる」
▼【雅姫さんのセンス2】アクセサリーに惹かれた2つの大きな転機
からの続きです。
可憐なぶら下がりパールは、カジュアルなレースと合わせたい。
年齢とともに、素材の好みにも変化が現れました。
「以前は興味がなかったゴールドが、 肌なじみがよく、好きになりました。 アイボリーやベージュ、ブラウン、 レースの服にもゴールドを合わせます」 さらにハイブランドのジュエリーも 気負いなく楽しめるように。 「家事や家のことを一切やらない夫が、 一年に一度罪滅ぼしの贈り物として買ってくれたもの。そろそろ年齢相応かなと、家族の大切な日や取引先との会食など、きちんと感が求められる日に は、華美でなく、印象をよくするジュエリーに頼ることも多くなりました」
最近のお気に入りはバングル。 「リネンやコットンのほっこりした服をそのまま着るのではなく、ボリュームのあるバングルなどを合わせると、 モード感が加わり、カジュアルさを大人っぽく引き上げてくれる気がします。 そんなふうに服とアクセサリーの相互作用を考えるのも楽しくなりました」
上品なパ ールのアクセサリーは、 一生楽しめる大切なもの
雅姫さん
モデル、大人のための衣食住を提案する店「ハグオーワー」「クロス&クロス」デザイナー。自宅キッチンの改装を綴る新刊『わたしの理想のキッチン』(集英社)が発売中。
『ku:nel』2021年5月号記載
写真 大森忠明 / ヘア 岩井裕季 / 取材・文 今井 恵
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