主に自律神経系に働きかけ、心身のリラックスをもたらすハーブティーは、苛立ちや不安、月経不順など、更年期に表れやすい症状を鎮めてくれるといいます。天然の植物（ハーブ）なので、やさしく穏やかに体を整えてくれます。

原宿にある『ドラッグストア フィトリート』は、体調や悩みに合わせてハーブを調合し、自分だけのハーブティーをつくってくれる、日本ではめずしい薬草専門店です。

フランスで植物療法を学び、薬剤師でもある店主のガロンカオリさんは、フランスの老舗薬草店『エルボリストリ』で経験を積んだのち、日本でもハーブに触れ、気軽に健康相談できる場所を、という思いで原宿にお店をオープン。

実際にハーブティーの注文までを体験してみました。
まず、カオリさんによる問診が30分。現在の体調や悩み、食べ物の嗜好など、詳しく聞き取ってくれます。その後、200種以上のハーブの中から11種を選んでその場で調合。袋詰めしてリジナルのハーブティーが完成。所要時間はトータルで40分ほどでした。

「不調の表れ方は人によって千差万別です。問診はとても重要で、体質や臓器の働き、心の状態、さらに、もともとの体質、食べ物…などを詳しく聞き取り、不調の一番の原因は何なのかを探ります。大事なことは、日頃から自分の体の“ウィークポイント”を把握してケアしておくこと。薬草（ハーブ）を体に取り入れることで体質の改善が期待され、また、体の不調や変化の波も和らげることができます」（ガロンカオリさん）

女性リズムの転換期には、カルシウムが不足しがち。骨を守る女性ホルモンが閉経後に減少することで、骨形成が追いつかず、骨密度が急激に減少することが知られています。
いわゆる“骨ヤセ”が進むと、関節が動かしづらくなったり、姿勢、皮膚のたるみなど、全身に悪影響が出てしまうので、 サプリで補うなど早めの対処がおすすめです。

現代人の98％が足りていない！と言われているのがビタミンD。別名“太陽のビタミン”とも呼ばれ、日光（紫外線）を浴びることで体内でつくり出すことができる唯一のビタミン。このビタミンDが不足すると、カルシウムの吸収が低下するため、骨粗しょう症や睡眠障害のリスクが高まります。食事ではなかなか補えない栄養素なので、サプリなどを活用して積極的に摂取して。

更年期の症状は肌にも表れます。肌の潤いのもととなっているヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンが年齢とともに減少し、たるみ、くすみ、シミなどの原因に。肌本来のチカラを高めて整えるスキンケアで対処しましょう。

和漢植物や玄米などに含まれるパントエア菌LPSを高濃度配合した『イミニ』のスキンケアアイテムは、弱った肌本来の力を根本から底上げしてくれます。

意外と多くの方が抱えているという、デリケートゾーンの悩み。閉経後の膣内は潤いの減少にともなって乾燥し、かゆみや痛み、不快感を引き起こしやすいそう。体の内側からケアする乳酸菌サプリや、デリケートゾーンのケアに特化したアイテムが、お悩み解決の一歩に。

お肌の変化が気になってしかたない…。そんな方には、今の肌の状態を「カウンセリング」「診断」してもらい、その肌に合った“自分だけの美容液”をオーダーできるクリニック『肌管理クリニック』をご紹介します。

『肌管理クリニック』で自分だけの「My SERUM」ができるまでの流れは、こちら。

1.日常のスキンケア生活習慣をヒアリrング
肌管理のプロである看護師やカウンセラーが、ヒアリングした内容をもとに評価・分析したアセスメントシートを作成。
2.最先端のデジタル肌診断
パノラマAI肌診断システムで顔全体を3D撮影。独自のプログラミングで最適解の美容成分をリコメンド。診断結果を待つ間は、ヒト幹細胞培養液エレクトロポーション導入が　受けられる。
３.パーソナライズされた美容成分でつくる「My SERUM」
１と２の肌診断をドクターやカウンセラーが解析し、世界に一つだけのパーソナライズコスメが誕生。

なんとなく体の変化が気になるという方から、はっきり不調のサインが出始めている方まで、更年期の症状の出かたは人によってさまざま。どの程度の不調で受診したらいいのか分からず躊躇してしまう、とか、どの病院へ行けばいいか判断がつかない、などの理由で更年期症状を我慢している方が多くいるといいます。
そんな方々におすすめしたいのが「更年期ドック」。『クレアージュ東京レディースドッククリニック』では、更年期状態かどうかを調べる女性ホルモン検査をはじめ、更年期症状と間違えやすい甲状腺機能の病気の有無や、骨密度検査など、更年期の健康リスクをチェックする検査が受けられます。

「更年期ドック」の所要時間は90分ほど。採血（血液検査）、婦人科検査（エコー、細胞診）、骨密度検査が含まれます。後日、結果説明（別途要予約）があり、結果に応じたアフターフォローも行ってくれます。
健康管理を見直す機会にもなる「更年期ドック」。いまの自分の体の状態を知るためにも、ぜひ受診してみては。