学芸大学の生活雑貨の店『MIGO LABO』の店主であり、フォトグラファーとしても活躍する、クウネル・サロンプレミアムメンバー石黒美穂子さん。カジュアルなアイテムを自分らしく着こなすおしゃれに定評があります。そんな石黒さんのブローチコレクションを見せて頂きました!
店を始める前は大ぶりなネックレスが好きで良くしていたのですが垂れるネックレスは邪魔になることもあり、だんだんとつける機会が少なくなってきました。そんな時に出会ったのが陶芸作家・島るり子さんの陶器のブローチです。作品の買い付けに伺った時に島さんが営む工房ショップ・ギャラリー草草舎さんでブローチを見つけて、一目で釘付けに。嬉しくてその場でブラウスに付けて帰り、以来、私のコーディネイトには欠かせないアイテムになりました。MIGO LABOでもお取り扱いしています。インドのブロックプリントの版木を型押したマットな素材感。何とも言えないエキゾチックな雰囲気で使い込むほど味が出てくるアクセサリーです。
ワンポイントで存在感ある大きなブローチを活用
昨年の秋、展示会に伺って一目惚れしたuu.ceramicjewelry.arのブローチ。陶芸作家・小駒眞弓さんが作る磁器とガラスを熱で融着させた全て一点もの。以前より、小駒さんの作られるピアスや指輪などの作品は気になっていたのですがこのブローチには特別なご縁を感じて購入しました。少し小ぶりですがとても存在感のある作品です。私の好きなタートルネックとの相性がとても良くてシンプルな装いのアクセントにもなり、今冬のヘビロテです。
華やかな色のアウターにさりげなく
布のブローチは昨年の夏、MANANI(マナニ)とJEUJYEI(ジュージェイ)のイベント時に購入しました。アフリカンファブリックのお洋服ブランド MANANI(マナニ)さんのハギレを使い、レース作家のJEUJYEI(ジュージェイ)さんがその場でブローチに仕上げてくれたものでイチゴのようなフォルムがとても可愛くて、鮮やかな色目がパッと目を引きます。軽い素材でオールシーズン使える便利もの。また藍色ツートンのブローチは木工作家・ivory+ 安藤由紀さんのもので小さくてコロンとした丸いフォルムが印象的。木は軽い素材なので夏の薄い素材の衣類にも付けられます。
素材も形もバラエティーに富んだ個性的なブローチは暗くなりがちな冬の装いのポイントになっています。高価なジュエリーも素敵ですが手軽に楽しめるブローチを是非、取り入れてみて下さい。
●石黒美穂子さんに関する記事
◎「秋冬トップスを選ぶ基準はスリーシーズン着回せるアイテム」。差し色を入れておしゃれを楽しみます。
◎贅沢したいのはパジャマ。パリ在住フォトグラファーが、闘病生活を機にプロデュースした上質パジャマ。
◎長年眠っていた『エルメス』のスカーフを今こそ投入。大人のデニムカジュアル。
◎大人のアウターに「軽さ」は必須。春まで活躍を見越して買い足したアウター2枚はこれ。
◎永久交換OK?!とことん履き続けられる丈夫でおしゃれな『GLEN CLYDE』の靴下。
◎すっきり細見え、何にでも合う!『パタゴニア』のパンツと『ユニクロ』のワンピース。【2021年買ってよかった】