フォロワー数2.5万人を誇る、デリスタグラマー・valoさん。ハッピーな朝ごはんばかりを掲載したレシピブック『アートな朝ごはん』より、選りすぐりの一品を紹介してきましたが、今回はいよいよ上級編。といっても、基本はやっぱり「楽しく作れるもの」ばかり。いつもよりちょっと早く起きた朝に、ぜひお試しください。
■レトロなかわいらしさ全開!水玉スパムむすび
定番のスパムむすびを、 卵焼きで水玉模様にしま した。水玉をほどよく散 らすのが、かわいく仕上 げるポイントです。どこか懐かしい水玉模様は、見ているだけで心が弾みます。
【材料】
●ご飯
●スパム
●卵
●砂糖
●塩
●海苔
■湖に浮かぶ小さなボート。一輪挿しの緑のスープ
テレビで偶然見た「水に浮かべる一輪挿し」をイメージして、可憐なお花のサラダを、小さなラスクに乗せてスープに咲かせた美しいひと皿。緑色は、ブロッコリーと小松菜から。
【材料】
Aブロッコリー
A小松菜
A玉ねぎ
A牛乳
A塩・胡椒少々
●豆苗
●人参
●ひとくちモッツァレラ
●バジルソ ース
●マヨネーズ
【作り方】
①Aをすべてミキサーにかけ、スープを作る
② クラッカーにバジルソースを塗り、半分に切ったひとくちモッツァレラの切り口を下にして乗せる
③豆苗の葉を、花の葉に見えるような長さにカットし(約6㎝が目安)モッツァレラに刺す。
③薄切りにして花型で抜いた人参の中央に、竹串などで穴を開け、 豆苗の茎の先端を刺して花に見立てる
④スープの上に③のお花のサラダを浮かべる
■大人のためのお子様ランチ。花かごキッシュ風プレート
パイ生地の代わりに、サンドイッチ用食パンを使って、お手軽キッシュ風のプレートが完成。たっぷり添えた野菜サラダのポイントは、紫玉ねぎの美しい断面です。
【材料】1人分
●サンドイッチ用食パン… 2枚
●キッシュの卵液(卵、牛乳、塩、胡椒)
●キッシュの花(ソーセージ、黄ミニトマト、 きゅうり、マヨネーズ、ケチャップ)
●サラダ(レタス、きゅうり、スプラウト、 紫玉ねぎ、粒マスタード入りマッシュポテト、 苺、ドレッシング)
■著者・valoさん特別インタビュー3
Q.よく足を運ぶ器屋さん(もしくは雑貨店)や、チェックしているネットショップはありますか?
群馬県 大泉町にある「店なし雑貨屋の店」さんには、長年お世話になっています。こちらは東京蚤の市にも出店される、知る人ぞ知る人気のお店です。古道具、アンティークが所狭しと並ぶ素敵な店内は、まるでおもちゃ箱をひっくり返したようで、その場に居るだけでワクワクが止まりません! 行く度にいつも、宝探しをする様な感覚でウロウロと物色しています。大好きすぎて、私の部屋には、店なしさんで買い揃えたものが溢れています。
Q.子ども時代はかなり偏食だったそうですが、大人になったいま、好き嫌いはありますか?
苦手なものはありますが、ほとんど食べられるようになりました。子供の頃、食事の時間が憂鬱なほど偏食だったのが嘘の様です! むしろ食欲が止まりません!特に、大の苦手だったあんこを食べられる様になったことが、ほんとうに嬉しくて。これまで、かわいい和菓子を食べられないことが、とても残念だったんです。今は、老舗の甘味処巡りをするのが夢です。
最後に、valoさんからメッセージをいただきました!
「‟アート”という言葉が付くと、何だか大袈裟に聞こえてしまうかもしれませんが、スーパーで簡単に手に入る食材で、普通の料理とはひと味違う遊び心のある一品を心がけています。『アートな朝ごはん』を、オムライスにケチャップで「スキ♡」と描いちゃうような楽しい気持ちの延長線上にあるものとして気軽に受け取っていただき、ぜひ真似して作って頂けたならもっと嬉しいです!」
profile
valo/ヴァロ。栃木県足利市出身。幼い頃から食が細く、食への関心が希薄だった自身の経験がきっかけで、見た目にもかわいらしく、食べることが楽しみに変わるようなパンアートに取り組むようになる。現在は、Instagram(@mekkoja_valo)で新作や暮らしの様子をアップしながら、不定期でパンアートのワークショップなども主宰する。
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