「夏の贅沢は大きな氷」。普段飲む水にロックアイスを入れて。そうめんに氷を入れて締めること。それだけで「贅沢で立派」に変わるから不思議です。

1979年創業の老舗喫茶『成城櫻子』で楽しめる、この〈蜜白玉〉もその一つ。氷がある、なしで存在感は変わります。

抹茶蜜はあたたかい状態で提供されるのですが、氷が溶け切ったころに、ちょうど良い温度感とバランスの取れた甘さに。茹でたてのふわふわ白玉を保つための調和が取れています。

「注文を受けてから白玉を茹でるので、お待たせしてごめんなさいね。白玉、とってもふわふわでしょう？」とお話ししてくれました。まるで親戚のおうちに遊びに行ったような気持ちに。

そんな居心地の良さもあり、世田谷沿線を散歩する際たまに訪れてしまいます。夏の避暑地としてぜひ、天然氷の甘味を食べにお出かけしてみてください。（ライターY）

老舗の手作り和洋菓子店『成城風月堂』。創業100年を越える名店です。猛暑におすすめなのが、本店の成城学園前店2階の喫茶室で味わえる、名物のソフトクリーム。

細長〜い銀の器に入って提供されるソフトクリーム。この銀の器は、創業当時から変わらないスタイルだそうです。

ソフトクリームは、北海道産の牛乳をたっぷりと使用していて、とってもミルキーな味わいです。すぐ、とろっと溶け始めますが、これはおいしい証拠！

ですが、銀の器は優れた保冷効果があり、ずっと冷え冷え。何より手がベトベトになることもありません。

器の底まで、たっぷりとソフトクリームが入っているので、大大大満足です！充分体が冷えるので、せめて飲み物だけは…と、ホットコーヒーをオーダー。この時期ならではの掛け合わせが幸せでした。

今年の夏もかなり暑くなりそうですが、とっておきのソフトクリームで、涼しくておいしいひと時を楽しんでください！（ライターRA）

※こちらの記事はクウネルのInstagramより転載・加筆してご紹介しています。