美容のプロ川邉サチコさんが教える!無理しない料理&ハッピーになれる健康ご飯。

川邉サチコ

シルバーヘアを素敵にまとめ、自分らしいファッションを颯爽と着こなし、発言は清々しい。いつお会いしても、カッコ良くてエネルギッシュな川邉サチコさん。そんな川邉さんのエネルギーの源の一つは料理のようです。食べることが大好きだからこそ、料理をつくることも大好きだそう。自分に合った料理の作り方や、食べる楽しみを忘れない料理とのかかわり方を教えていただきました。

自分の動線に合った、使い勝手がいい便利なキッチンを望んでいたという川邉サチコさん。
「片づけながら料理をするのが私のスタイル。だから動きやすくて、必要な物がすぐに取れて仕舞える、コンパクトでシンプルな楽ちんキッチンを作りました」

そんな川邉さんの食への思いは?「私はすごく食いしん坊。食事が終わる頃には、次は何食べようかしら?なんて考えるほど。仕事仲間の食いしん坊の友人たちも『食べる楽しみは、おしゃれを楽しむのと同じだよ』『健康にいいものでも、おいしく食べられなければハッピーになれないよ』、そんな話をよくしていました。

苦手な魚も、食べるよう一工夫。

満足飯 魚料理
「魚の臭いが苦手で、それを解消する料理をと思い考えました。お客様にも好評です」。たまり醤油6、濃い口醤油2、みりん2の割合のたれに、粗ずりの黒ゴマを加え好みの生魚を1時間漬けます。黄身をのせて完成。

食欲が湧く彩りを、心がけて。
味付けは気分で、たっぷりと。
野菜はおいしく。

【サーモンのカルパッチョ】 サーモンなど魚は柵で用意して冷凍するそう。「冷凍にすると臭みがなくなり、身崩れもせず切りやすい、一石二鳥です。味つけは、オリーブオイルとビネガー、塩こしょうで。目でも楽しめるよう彩りを大切に」

【たっぷり野菜のポトフ】「塩漬けにした牛のすね肉と好きな野菜を入れて煮込むだけ。食べるときに塩や粒マスタードなどで味付けを。残ったら冷蔵庫で保存し、カレーやリゾットにして。1週間はいろいろな料理法で楽しめますね。

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おいしいものを食べれば心がハッピーになります。これは自論ですが、健康とはメンタルも幸せに満たされていることだと思います。だからいくら体に良いと言っても、ストイックな食事制限などはしません。ストレスになって、ハッピーではなくなるから。料理をするのも無理はせず、自分のリズムで楽しく作るようにしています。

トータルビューティークリエイター川邉サチコさん キッチン
トータルビューティークリエイター川邉サチコさん。

ひとりの食事でも、テーブルセッティングを。

川邉サチコさん テーブルセッティング
食事を楽しむ習慣のひとつ。「食いしん坊は自分を喜ばせたいもの。どんな時もお気に入りのランチョンマットやお盆を使い、ちゃんとテーブルセッティングしていただきます。気分も全然違いますよ」

10年ほど前から、川邉さんの料理のリズムができました。「おいしいものを食べるためにも、健康でいるためにも、自分で作るのが一番です。でも、仕事で疲れていて、三度三度食事を作るのは大変で苦しいものです。だからひとりで食事をすることが多くなった頃から、気分がのったときにだけ料理するというリズムに切り替えました」

旬の野菜類の作り置きは、余裕があるときに。

常備菜
【常備菜】左上から時計回りに:人参マリネ、ポテトサラダ、紫キャベツのマリネ、焼き野菜、煮レンズ豆。「毎回作るのは大変。まとめて作り、保存容器に入れて冷蔵庫に常備しています。

鮮度のいい旬の食材があり、やる気が湧いて2時間で作りきる。この3つが川邉さんが料理をする決め手だそう。「一気にまとめて作るのが私のスタイル。料理ができたら保存して、味を変えたり、付け合わせにしたり……何日かに分けて食べます。毎食作らなくていいことが、こんなにも楽だなんて。“こうしなくてはいけない”ではなくて、“自分が心地よい方法を選べばいい”と思います」

忙しい朝は、 体を整えるお手軽ワンプレートで。

定番朝食
パン、チーズ、バター、ヨーグルト、コーヒーは必ずで、そこに常備菜を。「朝食は、簡単に用意できるのが一番ですよね」。ビタミン豊富で見た目も可愛いらしいアボカドのポテトサラダ乗せはサチコさんのおすすめ。

おいしいもの好きな川邉さんは、人に食べさせるのも好きだと言います。「つい『おいしい?おいしい?』って何度も聞いてうるさがられることも。でも、『おいしい』って言われたら、やっぱり嬉しいものね」

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『ku:nel』2021年5月号掲載

写真玉井俊行 / 取材・文河田実紀 Hata-Raku

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