柄や強い色を使ったコーディネートはむずかしいと思いがち…でも他をシンプルにしポイントととして柄などを使うことにより一気にこなれ感が出てきます。今回はどんなアイテムも〝岡本流〟に変化させるおしゃれ上級者、岡本敬子さんのコーディネートを紹介していきます。
大好きな〈ダニエラ・グレジス〉のリネンジャケットに〈COG THE BIG SMOKE〉のパンツでトーンを合わせて。
「年を重ねて、いよいよ嫌いな色がなくなりました。パステルが苦手だったんですが、それもよくなってきて。でもブラック、ホワイト、ピンクにレッドは昔から好きな色です」
どんなアイテムも〝岡本敬子流〟に変化させるおしゃれ上級者、中でも白は大人の女性に着てほしい色だそう。
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〈SURI SURI〉のコットンワンピースに合わせた〈iro iro〉のタイシルクのパンツのピンクがアクセントに。
「レフ板代わりというか、白は下から光を反射して、顔を明るくしてくれるんです。顔色がぐっとよくなるし、お薦めしたいです」
今回見せてくれた着こなしには、ディテールに色や柄をプラス。「こういう組み合わせが私らしいかな、と」。ちょっとしたスパイスがぴりっと効いたコーディネート、おしゃれを貪欲に楽しむマインドがうかがえます。
手仕事の技が際立つ〈TOWAVASE〉のショートジャケット。丁寧な手作りの美しいものに惹かれるし、応援したい。
おかもとけいこ
大手アパレルのPR職を経て独立。自身のブランド〈KO〉を立ち上げ、ジュエリーやアイウエアを紹介。著書に、『好きな場所へ自由に行きたい』(光文社)などがある。
写真 目黒智子 / 取材・文 船山直子
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