仕事への情熱が止まらない!料理家・栗原友さんが築地で営む『クリトモ商店』とは?

クリトモ式 看板

目黒で『クリトモ式』混ぜ麺店とカレー店を経営する料理家・栗原友さん。そんな栗原さんが2021年1月、築地に鮮魚店『クリトモ商店』をオープンしました。今回は会社の経営者として、攻めの姿勢で進む栗原さんのこれからを伺うとともに、混ぜ麺店と同じ場所で夜営業しているクリトモ式カレー店をご紹介します。

クリトモ式 クリトモ商店
魚の卸専門でショールームも兼ねて、取引先が買い付けにくる店。場所は、築地市場の波除稲荷神社の斜め前。明石の魚に特化した魚屋で、明石から運んで来た海水をキープできる大きな生け簀も設置。

栗原さんの新しい挑戦は、現在進行形でまだまだ続きます。

クリトモ式 栗原さん
混ぜ麺と混ぜカレーの店に続いて、2021年1月には築地に鮮魚店・クリトモ商店をオープン。 コロナ禍で世の中が自粛気味の中、「守りよりも攻め」で進む姿勢とその心意気が、とても爽やかに感じられます。

栗原さんは料理家の一方で、会社の経営者でもあります。
「料理家としての仕事の旁らで、今の会社で飲食のコンサルタントなどもしていたのですが、そこに魚屋の夫が入ってきて、二人体制でやっていたらだんだん業績が伸びてきて、これは真剣にやらなくてはと思い、会社の方に本腰を入れました。確かにビジネスも嫌いではないですが、そもそも料理が好きだから自分が本当においしいと思ったものを売るお店がやりたくて、この混ぜ麺の店のように飲食店という形にしたんですね」

「今までは雑誌でおいしいと思ったものを紹介していたけれど、直に食べてもらえることがやりたいなと。コロナ禍で、これからのことを考えたり、逆に新しいことを始めるきっかけになりました。夫婦で話し合って、魚のお店をやるか!と人生初めての大きな借金をして。従業員はまだそんなにいないけど、会社を大きくしたいという夢があるので、 一緒に働く仲間を増やして、オフィスも自社ビルにするとか野望が大きいです」

「今回始めたクリトモ商店は鮮魚店と卸売りの業務をやっている、主にプロ向けの店ですが、そこでお魚の惣菜とかお弁当も売りたいし、将来的には飲食店もやってみたいんです。町内会の方たちの、お魚屋ができてくれたら嬉しいなという声に応えて、小売りもできたらと思っています。お惣菜も売って、帰りにおかずのひと品として買っていただけたらと。町内会な感じっていいじゃないですか。そんなふうに街になじむ店にしたいですね」。新しい仕事への情熱を胸に、栗原さんはこれからも走り続けます。

夜は混ぜ麺店と同じ場所で、クリトモ式 カレーの専門店に。

混ぜ麺を提供しているのはランチタイムのみで、 夜はなんとカレーの店に変身します。 クリトモ式のノウハウと、具を混ぜながら 〝 味変 〟を味わえるのは、混ぜ麺と共通。

昼の混ぜ麺屋から始めたクリトモ式の店ですが、夜はカレーの店 というもうひとつの顔を10月から開業 しました。信頼するスタッフが、スリランカに縁のあるスパイスの専門家ということもありスタートした、クリトモ式プロジェクトの第2弾です。スリランカベースのスパイスカレーと、栗原さんが大好きなツナマヨとのマリアージュ。そして決め手は日本の味噌だそうです。

クリトモ式 ツナマヨ混ぜカレー

クリトモ式 カレー
魚カレーor肉カレーor豆カレーに、副菜とツナマヨ、みそチリペースト、チリふりかけ、 しょうがピクルスなどをトッピングした日替 わりツナマヨ混ぜカレー¥1,500(税込)

混ぜて味の変化を楽しむのは、混ぜ麺と同様ですが、カレーの枠を超えたワンプレートの〝ご馳走〟。 早い時間から混み営業時間内に完売 してしまうこともあるそうです。昼は混ぜ麺、夜は混ぜカレーと一品のみですが、「クリトモ式で店舗は増やしていきたいですが、メニューを増やす予定はないです」と語る栗原さん。新しい生活は順調に始動しました。

『ku:nel』2021年1月号掲載
写真 目黒智子/ 取材・文 黒澤弥生

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