【不調を改善、やくぜんもとこの簡単薬膳レシピ4】更年期のあなたへ。鯛の和風ポトフ

更年期の身体の調子を整える「薬膳レシピ」。国際中医専門員、ライフアンドファッションスタイリストとして活躍する、やくぜんもとこさんに気軽に取り入れられる「薬膳レシピ」を教えていただく連載です。今回は、鯛と野菜のダシを堪能できるポトフ。今の季節におすすめのお茶も合わせてご紹介しています。

更年期は「人生の秋」。規則正しい生活や感情の安定などを意識して、楽しく過ごすことが大切です。この時期は、精神を安定させたり、気血を養い、気血の巡りを良くする効能を持つ食材を積極的に摂りましょう。


鯛の和風ポトフ

「気」を補い、お腹に優しい鯛とキャベツ、「血」を補うにんじん、「気」を巡らせる玉ねぎ、「陽の気」 を高める桜海老を一緒に煮込んで、素材から出るダシを楽しんで下さい。

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●材料(2人分)
鯛…2切れ
キャベツ…1/4個
にんじん…小1本
玉ねぎ…小2個
桜エビ(乾燥したもの)…5g
水…500cc
酒…50cc
塩…ひとつまみ

●作り方
1)キャベツは縦半分に、にんじんは拍子切り、玉ねぎは厚めのくし形に切る。
2)鯛をザルに並べて熱湯を回しかけて臭みを取る。
3)鍋に1の野菜、その上に鯛をのせ、桜エビを散らす。水、酒、塩を入れてフタをして中火にかける。
4)沸騰したらお玉で野菜をぎゅっと押し、鯛にスープを数回かけ弱火にして約10分煮る。味見をして薄ければ塩を足し、器に盛って出来上がり。

<ひと口メモ>

熱湯で霜降りして魚の臭みを取る。

鯛の煮崩れを防ぐために野菜の上に置くこと。

煮込んでいるうちに、野菜のカサが減るのでお玉で押して鯛を煮汁に浸かるようにする。さらに、煮汁を鯛にかけて味を馴染ませる。

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もし具材が残ったら、残ったスープにトマトケチャップを足しても美味しくいただけます。もし具材が足りなかったら、さらにミックスビーンズを加えてもOKです。


季節のおすすめ茶
烏龍茶

写真は烏龍茶の一種「鉄観音茶」。

日中は暑いけれど朝晩は気温が低く、雨の日が増えて身体が冷えがちな5月半ば過ぎ。こんな時は「平性※」の性質を持つ烏龍茶で体調を整えましょう。

※中医学では食材の性質を5つに分ける身体を温めるのが熱・温性、冷やすのが寒・涼性、どちらでもないのが「平性」。

夏日や梅雨入りなどもある不安定な季節に負けないよう、ぜひ薬膳レシピを取り入れてみてください。

●更年期のあなたへ。不調を改善、やくぜんもとこの簡単薬膳レシピ
鶏ささみと根三つ葉の和え物
アサリと豆腐の蒸し物
贅沢ポン酢で食べる、豚肉とレタスの緑茶しゃぶしゃぶ

取材・文/阿部里歩

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