2022年、豊富なラインナップを誇る『ユニクロ』ジーンズの中でも「万人受けする傑作」と評される逸品が発売されました。ワークパンツのようなゆったりシルエットながら、きれいめもOK。軽量で柔らかな生地は、履き心地も抜群。そんな〈ワイドフィットジーンズ〉にハマったcanaria_rs(カナリア)さんに、私服コーデを見せていただきました。
■ゆったり&テーパードで、大人が望む理想のシルエットに
いつの間にか暑さの峠も越え、夜は虫の音が聞こえるようになりましたね。おしゃれも、ゆるやかに秋のスタイルへ移行する時季がやってきました。こんな中間季節に大活躍してくれる定番アイテムといえば、ジーンズ。私もずっと自分に合うものを探していたんですが、ついに先日、理想的な一本と出会いました!
SNSなどでもすでに話題になっている『ユニクロ』の〈ワイドフィットジーンズ〉(3,990円)です。男女兼用で、私が買った都内の店舗ではメンズコーナーに置いてありました(しかも期間限定で少しお得になっていました)。このジーンズの魅力は、なんといっても絶妙なシルエット。トレンド感のあるワイドタイプなんですが、裾に向かってゆるやかなテーパードになっているので、脚がすっきり見えて、野暮ったい印象になりません。
■カジュアルはもちろん、きちんとコーデもおすすめ
ルーズ&リラックスなシルエットですが、股上がかなり深く取られているので、シャツをインしたり、ジャケットスタイルにもよく合います。秋は、フリルやレースのたっぷりきいた甘めのブラウスを合わせるのもいいですね。 ジーンズは、グレーの糸色や脇のダブルステッチなど、よく見ると細部まで計算されていることがわかります。
サイズ選びですが、身長159cmの私で、28インチを購入しました。裾は数センチだけカットして、少し腰を落としてメンズライクに履いています。店舗では一番小さなサイズが28インチだったのですが、オンラインでは27インチも用意されているようです。
フルレングスで足長効果もありつつ、 お尻や腰回りの体型を上手にカバーしてくれるという、まさに大人世代には嬉しい1本です。 足元をバレエシューズやストラップシューズにして、きれいめなカゴバッグを合わせれば、ゆるすぎず、かたすぎず、ちょうどいいバランスに。
■オールシーズン着用できる程よい生地感
このジーンズ、生地の厚みがちょうどいいんです。一般的なジーンズより薄くて、柔らかくて、とにかく軽量。 朝から晩まで履いていても疲れず、履き心地の良さは本当にピカイチだと思います。
秋といってもまだまだ暑いこの季節、日中のご近所散歩や買い物は、ジーンズとTシャツがテッパンです。定番&王道のシンプルコーデですが、サンダルとバッグの色を派手なピンクでリンクさせたり、メタリックブルーのバレエシューズで遊んでみたり。もう少し秋が深まれば、くすみカラーのカットソーや薄手ニットなど、色味や素材から少しずつ秋を取り入れたおしゃれが楽しみです。
ちなみに、先日発売された秋冬版のワイドフィットジーンズは、もう少し厚手の生地にバージョンアップされている模様。これはこれで、真冬のざっくりニットなど合わせたら、きっとかわいいですね。
\夏はあっさり/
\秋はしっとり/
このジーンズに限らずですが、ボトムは履いたほうが、シルエットの美しさや落ち感、生地の特徴がわかりますよね。サイズ選びも含めて、ぜひ自分の体と気分にフィットする一本を試してみてください。おしゃれが一番楽しい季節、皆さんのよき相棒になりますように。
◆◇今月のカナリア通信◇◆
今年のお盆休みは、夫婦で私の実家へ帰省しました。実家はご覧のような山奥で、滞在中はただただのんびり、なにもせず、時間がゆったり流れていきました。
今夏は数年ぶりに、弟、妹、甥っ子、姪っ子、夫と揃って川遊びへ出かけました。夫にとっては、人生初の川遊び。といっても、弟を除き、大人たちは足が浸かる程度の軽い川遊びでしたが、それでも大満足。「遊ぶ」といったら、自然の中でというのが当たり前だった子どもの頃を思い出しました。ゲームやスマホなんてない時代です。
自立するまでは、閉塞的でなーんにもないこの故郷があまり好きではありませんでしたが、この年齢、この時代になって、その贅沢さと家族・兄弟のありがたみをひしひし感じています。
canaria_rs / カナリア
1969年生まれ。プチプラアイテム中心のコーディネートや着回しを自撮りしたInstagramや、10個下の夫との暮らしぶりを綴ったブログ『Canaria Style』が、大人の女性たちから共感を集める。不定期で販売する自作のアクセサリーや、アパレルブランド『Zelal』とのコラボアイテムも人気。