食べること、飲むことが大好きで、短期でイタリアに料理留学をしたり、漢方を勉強してハーブティーをプロデュースするなど、食通としても知られているスタイリストの飯田聡子さん。「美味しいもの同好会」と称する仲間たちと、知る人ぞ知る名店を食べ歩いていると伺い、お邪魔させていただきました。
飯田聡子/いいださとこ
雑誌のほかTV、舞台挨拶などでの俳優からの指名も多い人気スタイリスト。漢方、薬膳の知識を生かしてハーブティー〈39TE〉のプロデュースを手がけるなど食への造詣も深い。
この日メンバーが集まったのは、貸切りも相談できる神楽坂の一軒家レストラン「yoshida no ie」。シェフの吉田さんご夫妻のリビングにお邪魔する感覚で、こだわりの料理とお酒が楽しめる人気店です。
リーダー的な存在の鈴木ひとみさんと、鈴木さんの舎弟と自称する余吾正美さんは、 美味しいものに目がないグルメ友達。
「とにかく鈴木ひとみさんが教えてくれるお店は間違いないし、予約が取りにくいお店もさっと予約をとってくれるんです。トークが楽しい、ご飯が美味しい、 お酒が進む。あとはひたすらくだらない話をしています」(飯田聡子さん)
飯田聡子さんと鈴木ひとみさんの出会いは、鈴木ひとみさんがディレクターを務めるブランドの展示会だったそう。
グルメ話を機に意気投合し、以前から鈴木ひとみさんのグルメ仲間だった余吾正美さんや、時には他のメンバーを加えて「美味しいもの同好会」を発足。
コロナ禍でぐっとペースは落ちたものの、貸切りにできるお店を中心に少しずつ復活し、仲間と一 緒に美味しいものを食べられる喜びを、 改めて実感しているのだそう。
同じクラスだったら多分友達になっていないという、タイプも年齢も異な る3人をつなぐのは「味覚」。次は雑色のお寿司屋さんを訪れるそうでさっそくスケジュール調整をしていました。
写真/玉井俊行 取材・文/吾妻枝里子 再編集/久保田千晴