学芸大学の生活雑貨の店『MIGO LABO』の店主であり、フォトグラファーとしても活躍する、<クウネル・サロン>プレミアムメンバー石黒美穂子さん。前から気になっていた「お灸」の世界に一歩足を踏み入れました。
コロナ禍のストレスに加えて、季節の変わり目で体調を崩しがちな季節です。知り合いのSNSのお灸の投稿を見て興味を持ち、お灸の専門店に足を運び、生まれて初めてお灸を体験しました。その後、鍼灸師さんのお話しを聞いているうちにお灸の持つ奥深い世界に開眼してしまいました。
せんねん灸銀座は銀座4丁目交差点から徒歩3分のアクセスしやすい場所。お店の真ん中にはカウンターがあり、スタッフから丁寧な説明を聞きながらお灸の無料体験を受けることができます。
「初めてでしたら温熱レベルは低いものでやってみましょう。」とはじめてのお灸moxa はなのかほりを選び、手のツボ 合谷(ごうこく)で試してみることに。まずはツボの探し方を教えてもらい手のツボ合谷(ごうこく)にお灸をすえました。始めは全く熱さを感じないのですがしばらくすると少し温かくなってきます。「心地よい温かさなら大丈夫です。」と温かみをじんわりと感じながらそのままで。数分後、少し熱くなってきた事を伝えると「我慢しないで少しでも熱いと思ったら外しても大丈夫です。」と。
想像以上に手軽でスマート、初お灸体験
途中で「熱い」と感じなかった場合は、台座に触れて熱が冷めていたら外すタイミングなんだそうです。初めてのお灸体験は(本当に短時間で手軽だし、スマート)というのが率直な感想。肌に痕がついてしまうのでは勝手にイメージしていたのですがそんなことは全くなかったです。また匂いが苦手な家族もこの程度のかすかな香りなら大丈夫そうだと思いました。
もっとお灸のことを知りたいとせんねん灸お灸ルームで「健康お灸」のクラスを予約して伺うことに。
まずは鍼灸師さんからの問診で体調や日常生活や食事など細かくお話しします。ここでは改めて自分の生活を第三者の目で見る良い機会となりました。問診後、ツボを触りながら体が訴えている症状をひとつひとつ解説しながら教えてもらいました。私は毎日、お通じもよくお腹は丈夫だと思っていましたが胃腸系のツボに血行不良があり凹んでいると指摘されてビックリ。胃腸の動きがよくなるように消化器系に効くツボにお灸をすえました。
整形外科に行っても治らない不調がお灸で改善された人も
また、レッスンの前後で同じ姿勢や動きをしたら、姿勢が良くなっているのにはとても驚きました。鍼灸師さんによると「整形外科に行っても治らない時にお灸で改善されたり、実は原因が婦人科系にあったとわかることもあるんですよ。先日は50肩の人がお灸をしたら腕が上がるようになりました。」と体の不調に応えてくれる駆け込み寺のような印象を受けました。そして「精神的なストレスにより気の流れに滞りが起こると、血液循環、水分代謝にも滞りがおきます。今はまさにその様な状態の方が増えています。気の流れを促すことで、血、水のめぐり、体のバランスが良くなり、回復できるという考えのもと治療を行うのが『東洋医学』です」という言葉に大きくうなづいてしまいました。今度は治療室で全身くまなく見てほしいと思いました。
お灸生活で快眠に!
すっかりお灸にハマった私のお灸ライフが始まりました。お灸に適しているのは「リラックスしている時間」と教えてもらったので気持ちに余裕のある夜の時間帯にしています。
以前は頻繁に起こる就寝中のこむら返りに悩まされていたのですがお灸を始めてから血行が良くなるからかなくなり、今では快適な睡眠時間を送っています。
娘もお灸の可愛いボックスを見て興味を持ち、ふたりでお灸タイムすることもしばしば。お灸自体は5分もあれば終わるので忙しい時でもちょっとした時間があればOK。夜のスキンケアやペディキュアを塗った時などに出来る手軽さも魅力です。
薬などに頼らず、体の中の弱った部分を活性化する自然治癒力を引き出すお灸は一度、試してみる価値あり。せんねん灸セルフケアサポーター(鍼灸師)を探すでは全国各地のお灸教室や鍼灸院が紹介されていて、病院にも行きにくい昨今、需要が高まっているそうです。自分のウィークポイントを知りたい人やちょっとした体調不良などある人は是非とも鍼灸師さんに相談してみると良いのではないでしょうか?
コロナでよりストレスが溜まり、体の中の悪い気が滞りがちな今こそお灸を始めてみてはいかがでしょうか?
せんねん灸 ショールーム銀座
住所:東京都中央区銀座5丁目10-9 銀座YKビル1F
電話番号:03-6228-5981
定休日:月曜日(月曜日が祝日のときは営業)
営業時間:11:00〜19:00
**********
せんねん灸お灸ルーム(同ビル3F)
電話番号:03-6280-6668
定休日:月曜、火曜
営業時間:11:00〜19:00