【クウネル世代の生活の整え方】高山美奈さんと27年間の歴史を刻むエルメスのバッグ

高山美奈さん

クウネル世代の女性たちは今、どのように過ごし、 何を大切にしているのでしょう。暮らしを楽しむ方々の 人生を豊かに整えるものを、自撮り写真と共にお届けします。今回は、Buly セールスディレクター 高山美奈さんが紹介する、息子を授かったときにオーダーした、エルメスのオータクロア。 「将来、子供に託す品」には、母としての生き様も刻まれ、 世界で唯一無二のものに。傷ひとつさえも愛おしい存在だそうです。

27年前、フランスでおなかに男児を授かったとき〝将来、その子に受け継がせる記念品を作りたい〟と考え、オーダーしたのがエルメスのオータクロアだったという高山美奈さん。
「パリ本店の仲良しの店員さんと相談し、赤ちゃんが生まれると荷物が増えるし、将来、男性が持っても違和感のないデザインと勧められました」
半年後、出産前にバッグは完成し、それから27年の間に高山さんと共に世界中を旅し、歴史を刻んできました。

高山美奈さん

ヌメ革のオータクロア40。鞍と 乗馬用ブーツを運ぶために生まれたバッグなので、丈夫なうえ、かなり収納力があるデザイン。

「息子をバギーに乗せ、ハンドルに引っ掛けていたときに壁でこすった傷もあるし、大好きなテキーラを友達がこぼし、しぶきがかかってできたシミもある。このバッグにはそういう傷やシミが味わいになる魅力があるんです」
高山さんはいつもカジュアルな服に合わせ、気負いなく使ってきました。
「まだまだ息子には受け継がせず、私の手元に。小さい頃『僕が中に入れるから買ったの?』と聞かれたことを思い出すと、なんかほっこりしますね」

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