自然と芸術を愛するシャンパーニュメゾン、ペリエ ジュエは、2012年よりアーティストとのコラボレーションをスタート。2023年はメキシコ出身のアーティスト フェルナンド・ラポッセと花からインスピレーションを得たインスタレーション「The Pollination Dance」をWITH HARAJUKUで発表。

フェルナンド・ラポッセ氏がペリエ ジュエの世界観をビジュアライズした「The Pollination Dance」は、空間の中で花粉を表す黄色い砂が花束からゆっくりと流れ落ちる“様”を楽しむインスタレーションです。

受粉に焦点を当てたのは、ペリエ ジュエが、ブドウの木の間に野生の花を植える循環型農業システムに感化されたから。「時間と手間がブドウジュースを極上のシャンパーニュに変える」「シャンパーニュを飲むということは、ボトルに閉じ込められた時間を飲むこと」といったアプローチで設計されたアナログの表現。まさに、デザインを点で見るのではなく、全として体感できる展示とも言えます。

■コース1：原宿　「ペリエ ジュエ×フェルナンド・ラポッセ―のインスタレーション」

https://designart.jp/designarttokyo2023/exhibitions/3962/

日本を代表する住宅ブランド『ライオンズマンション』を手がける大京は、55年の時を経て、「THE LIONS」へのリブランディングを発表。新コンセプト“人生には価値がある”を軸に、次世代のマンションデザインをビジュアライズ展示。動くマンション、自由自在に移動する未来のレジデンス「journey」を発表。私たちの“住まい”という在り方を自由にしてくれます

クウネルサロンメンバーにもお馴染みのライオンズマンション。2050年生まれであろう、「人生の価値を高める“THE LIONS”」。クリエイティブディレクター榊良祐氏がリードする、大京全社員が取り組む「DAIKYO NEXT PROJECT」の一環として、建築家 豊田啓介氏と取り組んだ展示です。

制約が多いデザイン業態である建築で、思考をスパークさせた未来のマンション像に驚きました。DESIGNART TOKYOは、私たちに身近なブランドが考えていることを知る「オープンカンパニー」のような機会でもあります。これからの住まいについて考えるきっかけとして、親娘で訪れてみてはいかがでしょうか？

■コース2：表参道 「THE LIONS JOURNEY」

https://designart.jp/designarttokyo2023/interview/6275/

西武渋谷店は1968年に開店当時から先進性を追い求め、渋谷を新たなクリエーティブな文化の街に築き上げてきました。

『DESIGNART TOKYO 2023』では渋谷西武の3会場にて、複数組の若手クリエイターなどのプロダクトを展示。いつもの渋谷歩きにデザインとアートをプラスしてくれます。

いつもの空間にデザイン＆アートプロダクトがあるだけで、感性をアップデートすることができます。あえて世代が違うクリエイターからのメッセージを受け取り、自身の思考を解放することは、これからの暮らしを照らすアイデアになります。