舌の肥えたマチュア世代も納得の上質プチギフト。『カドー パティスリー 丸の内』の焼き菓子。

丸の内カドーのビスケット

おいしいものに目がない、〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバーの松永加奈さん。最近のお気に入りは、発酵バターの香り豊かな焼き菓子。「手土産に間違いなし」と太鼓判のおいしさです。

いただいたり差し上げたり、なにかと出番が多い手みやげや差し入れ。目も舌も肥えた大人(マチュア)世代のギフト選びは、なかなか難しいですよね。「もらったらうれしい」と思える「ちょっといいもの」で、できればそこから話題に繋がりそうな「ストーリー性がある」というのが私の理想。そんなイメージにぴったりの「上質なプチギフト」を見つけました。

東京・丸ノ内にある「Cadeau Patisserie 丸の内」(以下、カドー)は、店名のフランス語「Cadeau=贈り物」が語る通り、ギフト専門のパティスリー。店内に並ぶのは、良質な素材をたっぷりと使い丁寧に焼き上げたビスケットやケーキ、フランスのティーブランド「BETJEMAN&BARTON(ベッジュマンアンドバートン)」の紅茶、オリジナルの日本茶など、贈り物にふさわしい上質な商品の数々。

また、ビスケットは同店の前身「BETJEMAN&BARTON」直営店のお茶菓子として提供していた評判の焼き菓子を改良して商品化したこと、その「BETJEMAN&BARTON」はパリの5つ星ホテルで採用され創業100年の歴史を持つこと…など、それぞれのアイテムに添えられる興味深いストーリーも魅力です。

丸の内カドーの外観
ビジネス街の一角に構える「Cadeau Pâtisserie 丸の内」。ランチタイムともなれば、場所柄近隣のオフィスから訪れる人でいっぱい。
丸の内カドーの店内に並ぶ菓子や紅茶
棚にはスイーツに合うお茶や詰め合わせのギフトボックスが。洗練されたデザインは大人の手みやげの佇まい。
ベッジュマンアンドバートンの紅茶缶
創業100年の歴史を持つパリの紅茶専門店「BETJEMAN &BARTON」のフレーバーティー。華やかな香りと味わいはリッチな風味の焼き菓子によく合います。
カドーナチュールのティーバッグ
姉妹ブランド「Cadeau Nature」の「然茶」は、国内の専用茶畑でゆっくりと時間をかけて育てられた茶葉を使用。
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看板商品の焼き菓子「ショートガレット」は、イギリスの「ショートブレッド」とフランスの「ガレットブルトンヌ」を合わせて誕生した同店のオリジナル。ざくざくの食感と、ほろほろとした口どけが特徴で、うっとりするような発酵バターの香りが紅茶によく合います。

中でも、ボルディエの海藻バターを使った「シーウィード」は、甘さの中に独特の塩味が感じられるあとを引く味わいで、1番人気というのも納得。シンプルな「クラシック」や「レモン」「カカオ」など、5種類のフレーバーどれにもきちんと風味と甘さが感じられ、食後の満足度が高いところもポイントです。

店内には姉妹ブランド「カドーナチュール」のビスケットも。オーガニックにこだわる方に贈りたい、有機小麦やてんさい糖、おからなどを使った、サクサクでヘルシーな仕上がりです。

ガトーナチュールのビスケット
カカオ、レモン、フランボワーズ、シーウィード、クラシックの5種類が揃う「ショートガレット」。素朴な見た目ながら味と食感のおいしさの主張はしっかり。
ガトーナチュールのビスケット
りんごとぶどうのオーツビスケット(4枚入り810円)は6月末までの限定商品だそう。
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「ショートガレット」はプチギフトにちょうどいい4枚入りボックス(756円~)と、差し入れにも使えそうな20枚入り(3240円~)の2タイプのほか、贈る用途に合わせて選びやすいさまざまな組み合わせのボックスが用意されているのも、ギフト専門店ならでは。

また、実店舗としては丸の内のみの展開なので、東京みやげにも良さそうです。いつものおやつより少し高級で、「もし(自分が)これをいただいたらうれしいな」と顔がほころぶお菓子は、誰かにあげて、同じように顔をほころばせて欲しいお菓子。次回の「ちょっとした手土産」にも、またこの小箱を選んでみようと思います。

丸の内カドーのギフトボックス
「Cadeau」の「C」をデザインしたワインポイントがかわいい4枚入りのボックス。ギフトの際はリボンがかかって宝箱ふうに。
丸の内カドーのビスケット
もともと紅茶に合わせているので、ショートガレットは甘さがしっかり。ビスケットもヘルシーながらきちんと風味を感じ食べ応えがあります。
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