コロナ前はコンビニ食材とほぼ無縁だった商品開発コーディネーターの重松久惠さん。試しに食べてみた冷凍カルボナーラは黄身が馴染み、麺がもちもちで美味しかったと語ります。そのカルボナーラに少し食材を足すだけで、具だくさんの豪華な一品が出来上がります!今回はそんな重松さんのコンビニ食材プラスひと手間で作る豪華なレシピを紹介していきます。
実は、コロナ以前はコンビニ食材 とほぼ無縁だった重松久惠さん。
「仕事で疲れて帰っても気軽に外食で きない中で、試してみたのが冷凍スパ ゲティです。カルボナーラはとろっと した黄身がなじんでいい感じ。麺もモ チモチでおいしいんです。ただ、具が 少なくて寂しいのでベーコンとしめじを加えて豪勢にしてみました」
重松さんの〝増し増し作戦〟は、ミートソースにはなす、ナポリタンならピーマン。パスタをレンジでチンする間に具を炒めてわずか数分で完成です。
オリーブオイル漬けのさば缶で作るアヒージョは、お気に入りのパンにつ けていただくとワインが進む一皿。
「さば缶はDHAなど必須脂肪酸が摂 れて身体にもいい。魚不足を感じたと きのお助けレシピになっています」
具だくさんカルボナーラ
◎作り方(1人分)
ハーフサイズのベーコン3枚としめじ1/2パックは食べやすい大きさに切ってフライパンで炒める。レンジで加熱したカルボナーラに合わせてよく混ぜ、粗びきコショウをたっぷりふる。
さばとねぎのアヒージョ
◎作り方(1人分)
長ねぎ1本は3cm、マッシュルーム5 個は1/4、ニンニク2かけは半分に 切る。鍋にさば缶の油、オリーブオ イル1/2カップ、にんにく、種を取 った唐辛子2本を入れて中火にかける。香りがたったらねぎ、マッシュ ルーム、オリーブの実6個を加え、 ねぎが柔らかくなるまで7~8分煮 る。さばを加えてさらに5分煮る。
重松久惠さん
商品開発コーディネーター
D&DEPARTMENTで洋服の染め直しや、FROM LIFESTOCKのプロジェクトを手がける。おいしそうな料理写真がいっぱい
Instagram : @hisae112
『ku:nel』2021年7月号記載
写真 小出和弘 / 取材・文 石毛幸子
●食のトピック、そのほかいろいろ
◎【干し野菜で健康生活2】果実のように甘いセミドライトマトのオイル漬け&ブルスケッタ
◎フードロス削減もスタイリッシュに。『アルマーニ / リストランテ』が“訳あり食材”を使う想いとは。
◎【干し野菜で健康生活1】うまみも栄養もギュッ!ベランダで野菜を干してみませんか?