沼津のサービスエリアから誕生した〈芋ちっぷ〉。カラッと揚げた輪切りのサツマイモに砂糖と塩で味を調えています。薄く飴がけされているので、お芋本来のほっくりとした甘さが楽しめるんです。ほんのりきいている塩も後を引きます。結局のところ、“シンプルで美味しい”が真理と感じる一品ですよ。

〈スナック☆アタミ〉は、1866年創業の老舗干物店『あをきのひもの本店』が2021年より手掛けているおつまみシリーズです。シャレのきいたネーミングとネオンカラーの看板風のパッケージがとてもかわいいですよね。

〈逃避行〉（イカ天瀬戸内レモン味）、〈メリンダ〉（レモンさきいか）、〈Blue Wood〉（まぐろチーズ）。いずれも1～2人で食べるのにちょうどよいサイズで、お酒が進む味わい。緑茶と一緒にしょっぱいものが欲しい時にも良さそうです。

〈ネコの舌〉は熱海の老舗洋菓子店『三木製菓』の定番商品。添加物不使用のラングドシャクッキーで、ネコに指をペロッとされた時の舌触りと感触がよみがえるような愛らしい食感を楽しめますよ。

バターと卵をたっぷりと、余計な素材を使っていないので手土産にも重宝します。

たくあんやお漬物で有名な『岸 浅次郎商店』の〈クリームチーズ味噌漬〉は『三越』などの催事でも大人気の商品。クラッカーに乗せるだけで即席のおつまみが完成します。まずはそのままで味わったら、ぜひ半分残してショートパスタに絡めて食べてみてください。間違いなくワインが進む味ですよ。商品にレシピが添えられているので、ぜひお試しあれ。

〈鰹節屋が作った即席みそ玉〉は、明治22年創業の『杉本鰹節商店』の商品です。配りやすいサイズと価格、何よりお花の麩がかわいらしくてちょっとしたお土産に喜ばれる一品です。お湯を注ぐと花開くように国産わかめと南伊豆産の「ふのり」がお椀の中で広がります。お出汁と味噌の風味も最高です。季節ごとに限定品も販売していて、バレンタインやハロウィンバージョンの販売もあります。

1984年創業の和菓子店『石舟庵』。新商品の〈あんドーナツ〉は、小腹を満たしてくれるコロンとしたサイズが魅力です。なめらかなこしあんがたっぷり詰まっていて、砂糖のついた生地のジャリっとした食感に懐かしさを感じます。レモン果汁を隠し味に使っているので軽やかで上品な味わいですよ。