【おしゃれ姉妹のファッションスナップ⑤】個性が光る矢口3姉妹!好きな服を楽しんで着る気持ちが大切。

矢口三姉妹

3人並び、カジュアルだけれど華やかな印象の矢口3姉妹。クミさん、麻美さん、ヒロミさんそれぞれのおしゃれの違いが際立ちます。クリエイティビティを感じる眼鏡は共通ながら、3人とも違うタイプのデザイン。それぞれのこだわりアイテムや、おしゃれに協力するけれど、干渉はしない「ちょうどいい」関係について教えていただきました。

気負わないスタンスが個性に繋がる三姉妹。

Yaguchi Sisters
グラフィックデザイナー 矢口麻美さん(左)
アートディレクター矢口クミさん(中)
グラフィックデザイナー矢口ヒロミさん(右)

矢口姉妹
クミさん(中央・アートディレクター)と麻美さん(左・グラフィックデザイナー)とは2歳違い、さらに6歳下がヒロミさん(右・グラフィックデザイナー)。1998年にクミさんがアートディレクターとして独立しデザイン事務所Schemaを立ち上げた後、2人の妹も集結。Schemaは流通・アパレルほかの宣伝物を中心にデザインワークを広く手掛けている。ヒロミさんはイラストレーターの仕事や趣味でアクセサリー製作も行う。

身長は揃ってほぼ150㎝。バランスがよければすっきりおしゃれできる、実証のような雰囲気の3人。

矢口姉妹
鏡を持ってて正解。矢口三姉妹、撮影前チェック。

「フェミニン好きな時代も経て30代でベーシックに行きつきました」という姉のクミさん。

矢口クミさん ジャーナルスタンダード パンツ
広いレンジで似合うもの探し。縦ラインですっきり見せる。福岡ヴェリテクールのブラウスとジャーナル スタンダードのパン ツ は 同 色 に 。「 縦ラインの視覚効果狙いです」。コートは08sircus、鞄はGolden Goose。靴はインドネシアのジャラン・スリウァヤと間口広くセレクト。

「シンプルな中でベージュや黒の魅力を深く知りたい。最近はリネンが大好きです」という下の妹ヒロミさんはクミさんと同調しつつ、ナチュラル&カジュアルにシフト。

絹糸ピアス
リネン好き発露の服装をオリジナルのピアスで仕上げ。自身製のゴールドと黒の絹糸を編み込んだピアスが耳元に。小さめサイズも充実のstudio CLIPのワンピースは前をオープンにコート風に装うことも多いそう。ユニクロのデニムは自分でカットオフしアジャスト。

一方麻美さんは「姉と妹はおしゃれですから」と独自路線を標ぼうして、「なんとなく柄物を選びがちです。好きな服を楽しんで着る気持ちが大切だと思っています」と話します。

マリメッコ トートバッグ
柄物好きのベースに姉と妹のセンスも注いで。ネットショップを積極的に利用していて、デニムジャケットも柄スカートもノンブランドだそう。「白シャツは姉が着たら可愛いと言うので着用」。トートもクミさんから贈られたマリメッコでピアスはヒロミさん製。

この気分に関しては2人も納得のよう。「若い頃は姉の真似もしてました」(麻美さん)、「いい服を大切に着ていて今も憧れをもって見ています」(ヒロミさん)と、リーダー感も格別なクミさんは「干渉はしないです。3人で小物を貸し合ったり買い物につきあったり、おしゃれでは協力できて楽しい」。

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『ku:nel』2021年9月号掲載

写真 玉井俊行 / 取材・文 原 千香子

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