ファストファッションや、お手頃プライスの服を上手に取り入れた大人の着こなしが人気を集める、「canaria_rs(カナリア)さん」。今日は、今シーズン大流行中のワントーンコーディネートのスタイル。特別なことをしなくても、上品にあか抜けて見える大人のためのコーデを、カナリアさんに教わります。もちろん、プチプラ服も大活躍です!
時間がない朝も、ワントーンなら簡単&楽ちんにコーデがきまる!
ワントーンコーデとは、色に関わらず、明度または彩度のトーンを統一したコーディネートのことを意味しています。
全身のトーンを合わせたコーディネートの魅力を、カナリアさんはこう話します。
「色合わせを考えなくても簡単にコーデができあがります。たとえ、同じアイテムの組み合わせでも小物次第で印象が変わるので、少ない服でも着回しが楽しいですよ。例えば、自分の中の定番や、お気に入りのワントーンセットをあらかじめイメージしておくと、とくに時間がない朝やコーデが決まらない時に自分を助けてくれます。これは、ワントーンコーデに限らないんですが、バッグと靴のセットも、いくつかパターンを持っておくと、いざというとき頼りになります。いまは皆さん、家で過ごす時間も長いと思うので、この時間を利用して、いつか旅行に行くときはこのコーデにしよう、とか、前はピンとこなかったけど意外とこれも新鮮だな、なんてことを考えながら一人ファッションショーをするのもおすすめです」
1)いまこそ、気分が上がるきれいめカラーで
きれいなラベンダーカラーのスカートは、数年前に先に購入していたものだそう。さらに『BEAUTY&YOUTH』でリネンコットンのトップスを見つけた時、「あのスカートにあわせれば、セットアップのように着られるはず!」と思いつき、購入に至りました。
「きれいめにまとまりすぎないように、大きめの、くったりしたバッグでカジュアル感をプラスして、スカーフをポイントにしました。バングルとサンダルは少しブラウン濃いめの物を選び、スカーフのブラウンと繋いでいます。全身大好きなきれい色は、着ていてとにかく気分が上がります」
2)無印良品のベージュコーデは指し色で遊ぶ
「 色合わせでいろいろ遊べそう」と思って、購入したというトップスとスカートは、無印良品のもの。マスタードイエローという色ですが、あわせるアイテムによっては、ベージュを強く感じたり、少しくすんだイエローのようにも見えるといいます。
「ベージュには、黒やブラウンをあわせた大人っぽいコーデもおすすめですが、ピンクのシューズやパープルのバッグなど、明るい指し色を入れてあげると、遊び心が出ますね。トップス、スカート共に形がシンプルなので、コンサバになりすぎないように、小物ではずすのがマイルールです」
3)みんなに愛される大人の白
フェミニンなトップスに『GU』のホワイトデニムをあわせた、清潔感のあるホワイトコーデ。 「夏らしいオールホワイトのコーデですね。小物は天然素材のものを選んで色をなじませて、涼しげな印象に仕上げています」
4)ユニクロUのメンズTシャツを使ったビビッドトーン
‟ユニクロの名品”との呼び声高い『UNIQLO U』のクルーネックTシャツですが、カナリアさんはあえてメンズをチョイス。この赤は、ワゴンセールで、なんと500円になっていたものだそう。
「数年前に買った『IENA』のレーススカートと合わせたくて、このTシャツを購入しました。夏のビタミンカラーは、見た目から元気になれて良いですね。カラフルな色がたくさん入った巾着バッグは、定番カラーのポイントにも使えますし、こんな思い切ったトーンにもなじんでくれて、重宝しています」
canaria_rs / カナリア
1969年生まれ。自身のコーディネートや等身大の暮らしぶりを綴ったInstagramや、ブログ『Canaria Style』が大人の女性たちから人気を集める。今夏は東京の自宅にて、10個年下の夫とともに家飲みを極める日々。秋は、服にあわせたセルフネイルも楽しみのひとつで、『to/one』の限定ポリッシュ(ネモフィラ04)を、すでに予約済。
▼大好評!これまでのカナリア・スタイル▼
1)ZARAも無印もGUも!インスタで話題沸騰のカナリアさんが指南する「50代からのプチプラ活用術」
2)無印ボーダー×デニムにはパールアクセサリーがマストです。カナリア流・50代プチプラファッションのルール
3)やっぱり大好きかごバッグ。カナリア・スタイルに欠かせない12個のかごバッグを大公開。
4)楽ちん&すっきり見えを叶える大人のサロペット。プチプラTシャツの”10秒リメイク法”も教えます。
6)46歳で10歳年下の夫と結婚したカナリアさんの話①―――高校受験にただひとり失敗した日のこと。
7)46歳で10歳年下の夫と結婚したカナリアさんの話②―――憧れの東京ライフ。そして、自分探しの旅の果てに。