50代の真冬おしゃれは「防寒小物づかい」がカギ。セレクトショップ店主がお気に入り認定したもの

学芸大学の生活雑貨の店『MIGO LABO』の店主であり、フォトグラファーとしても活躍する、クウネル・サロンプレミアムメンバー石黒美穂子さん。
年を越して、気温の低い日が続き冬本番です。こんな時には寒い時にしかできない防寒小物を取り入れたスタイリングを楽しむようにしているという石黒さん。お気に入りのアイテムをご紹介いただきました。
目 次
1/『YARN』の白のハイネックのインナーウェア
年明けに偶然見つけた『YARN(ヤーン)』の白のハイネックのインナーウェア。『YARN』はニュージーランドの高品質なメリノウールを使い肌に優しいインナーウェアを展開しています。
ウールであることを忘れる肌触りの良さでチクチクせずノンストレス。絶妙な高さのハイネックがスタイリッシュで上に着る物に響きません。

首を締め付けることなく自然なフィット感で着心地満点。少し色の濃いインナーの透けも気にならないリブ編みのテクスチャーが最高です。
薄手で秋口から春先まで長い間使えるアイテム。顔映りの良い白が爽やかでコーディネイトの差し色に重宝しています。

デニムとサイドゴアブーツ、頭に巻いたバンダナの定番系カジュアルコーデ。キルティングジャケット、裏起毛パーカーとのレイヤーも着膨れせず、すっきりシルエットに。
2/『ALWEL』のロングスカーフ

グレーとどちらにしようか迷いに迷って選んだキャメルは肌馴染みも良く、エレガントなコーディネイトに。
一目惚れした『ALWEL(オルウェル)』のロングスカーフはポリエステルながら高級感のあるエコファー。撫でたくなる肌触りの良さは思わずうっとりするほどです。
幅が細めで柔らかく、いろいろな使い方が出来るのでこの冬なくてはならない防寒小物でヘビロテ中。

昨今、よく見かけるマチコ巻きなら帽子いらずで耳と頭も暖かです。
3/ステンカラーのジャケットは小物で表情を変えて
ステンカラーのジャケットだと襟元を開けるぐらいしか表情を変えられないと思われがちですが実はフレキシブルに変えられます。

ウイングカラー風な襟にエルメスのスカーフを巻くだけで一気にマダム感アップ。
私は一緒に合わせる小物使いでスタイリングを考えて楽しんでいます。

立てた襟をブローチで留めれば、一見スタンドカラーと見間違えます。その日の気分に合わせてブローチを選んでいます。自分で手編みしたニットキャップと刺繍作家 nanase terakoshi さんのブローチでアーティスティックな雰囲気に。
4/キルティングジャケットは長めインナーと

日本民藝館にて私のツボにハマったシャギーニットのロングカーディガンとフェイクファーのシューズのモコモコスタイル。友達から「またぎっぽいね。」と言われ、妙に納得。
昨年購入したキルティングジャケットは長めのインナーとレイヤーしながら、スタイリングの幅を広げて、真冬も大活躍。

『pageaeree(パージュアエレ)』のオーガニックコットンのチュニック風シャツに迷彩パンツ、赤のタートルをアクセントにしたレイヤーコーデは全身のカラーバランスが決め手です。
5/『handson grip』の手袋
今回の記事中に登場している『handson grip(ハンズオングリップ)』の手袋は長い間探していた理想的な逸品。

細かい縫い目は職人さんの技術の高さを感じます。メリノウールのしなやかな風合いとオリジナルの指に沿った形状で機能的。
国産手袋の産地・香川県東かがわ市では長年の手袋づくりで培ったテクニックで優れた製品が生み出されています。
機能的でありながらエレガントなムードもあり、冬のコーディネイトの差し色になるので日々、大活躍。

首・手首は外気の影響を受けやすい部分。皮膚が薄く、太い血管が通っているので冷えやすいんだとか。
おしゃれを兼ねてスカーフや手袋で温めて全身の血行を良くして、冬を乗り切りましょう。

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この記事の
プレミアムメンバー

石黒美穂子
フォトグラファーとして女性誌、WEBなどで活躍。生活雑貨のセレクトショップ「MIGO LABO」(東急東横線・学芸大学駅)のディレクターも務める。
https://www.migolabo.com/
Instagram : @migolabo @ishiguromihoko