映画監督・西川美和さんに訊く敬愛する映画監督と心に残る名画たち【後編】

シドニー·ルメット監督 『狼たちの午後』

1972年にニューヨークで実際に起こった事件をモチーフに、貧困、同性愛、差別など当時の社会問題を取り入れた問題作。実際の強盗犯に似ていると言われたアル・パチーノが主演しその演技は高く評価された。「シドニー・ルメット監督といえば『十二人の怒れる男』が有名かもしれませんが、私は圧倒的にこの作品が好きですね」

© Warner Bros. Entertainment Inc. U-NEXTで配信中 Photo:Aflo

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西川監督の仕事部屋。「限りなき挑戦」と書かれたサイン色紙は大ファンの広島カープの元選手で故・衣笠祥雄氏からもらった宝物。

登場人物の苦悩や葛藤、人の心の内側をリアルに描写した『ゆれる』『すばらしき世界』などの作品で知られる映画監督・西川美和さんが、敬愛する映画監督と心に残る映画 ...[続きを読む]

『クウネル』1月号掲載 撮影/YUJI TAKEUCHI(BALLPARK)、取材・文/吾妻枝里子

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『クウネル』No.124掲載

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