部屋やごはん、お気に入りの道具たちを本人撮影の写真で見せていただき、バトンを繋いでいくリレー連載。松崎裕衣さん(前回はこちらより)のバトンを受けてご登場いただくのは、パリにある日本食材店「Workshop Issé」で働く山根恵理子さんです。
恵理子さん・暮らしのルール
1)今日やろうと思うことは、できるだけ片付けるようにする。でも無理はしない。
2)日常の食事は、可能な限り自分で作ったものを食べる。
3)歩き方に気をつける。
パリに長年暮らす恵理子さん。現在、日本食材を販売する店で働いていることもあり、食事には人一倍気をつけているのだそう。「一般の方からレストランシェフ、エピスリーとお客様が多岐にわたり、調味料や食材についてアドバイスしたり、されたり。食べることは、人の生きる力と喜びにつながると実感する日々を送っています。仕事にはお弁当を持参。おいしいレストランにもときどき行きますし、仕事で疲れて何もする気力がないときは、冷凍ピザを食べたりもしますが、自分で作ったものを食べることが体調はもちろん、心の健康にもつながる気がします」。
また何事も焦らず、無理をしないことを日々心がけていると言います。
「油断すると姿勢が悪くなってしまうので、歩き方にも気をつけるようになりました。踵から着地して、胸筋を開き、首が前に垂れないように歩くと、気持ちもシャンとします」
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profile
山根恵理子/やまねえりこ
富山県出身。1980年代後半、フランス語習得のために渡仏。ファッション系の買付け、輸出業務を経て、現在はパリにある日本食材販売店「Workshop Issé」に勤務している。
恵理子さんがバトンを渡すのは、「tsunoda,paris」のデザイナー・角田雪子さん。日々の生活のなかで、地球のためにできることを実践している素敵な先輩として、恵理子さんの憧れの存在なのだそう。次回は11月末に公開予定です。どうぞお楽しみに。