中華食材専門店が教える中華の基本②「ゆでない」のがコツの<よだれ鶏>

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中華料理食材専門店「日本橋 古樹軒」が開催する料理教室から、人気メニューの基本を教わるシリーズ②は、酒肴にもぴったりな「よだれ鶏」。味の決め手となるのは、なんといっても柔らかくジューシーな茹で鶏です。※①はこちら

国内最大規模の食材をそろえる、老舗の中華食材専門店「日本橋 古樹軒」。店舗2階のキッチンで開催される料理教室は、家庭で再現できる本格中華を手軽に学べると評判です。


しっとりジューシーな鶏肉に仕上げるコツとは?
中でも、受講生から絶大な人気を誇るメニューのひとつが「よだれ鶏」。 中国四川地方の伝統料理で、この料理のことを思い出すだけでよだれが出るほどおいしい、ということからこの名がついたと言われています。ふわっと香るピリ辛ダレが食欲をそそり、おかずはもちろん、酒肴としても大活躍の一品です。

<材料>
鶏むね肉……1枚(室温に戻しておく)
水……1ℓ
葱(青い部分) ……2本
生姜(スライス)……1枚※生姜の皮でも可

〈作り方〉
1 . 鍋にお湯を沸かし、沸騰したら葱、生姜を入れる
2. 鶏肉を入れる
3. 火を止めて鍋に蓋をし、20 分以上放置する
※粗熱が冷めるまでそのまま置くと、よりジューシーに
4. 食べやすい大きさに切って皿に盛る

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火をかけたままだと、鶏肉にすぐ火が通り、身が固くなってしまうのだといいます。そこで、沸騰したらすぐに火を止めて蓋をするのがポイント。こうすることでびっくりするほど、しっとりジューシーな鶏肉に仕上がりますよ!

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鶏肉を切り分けてタレをたっぷりかけたら、絶品よだれ鶏の完成
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店舗でも根強い人気の「よだれ鶏のたれ」
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文 / 権 佳恵

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