冷房と酷暑の繰り返し、これでどうにかなっている!60代・25年風邪知らずさんの夏の健康法3つ

青木美詠子の冷房対策グッズ

〈クウネル・サロン〉プレミアムメンバー、整理収納アドバイザーでエッセイストの青木美詠子さんが実践している「夏の冷え」対策について教えていただきました。夏って意外と冷えているんですよね。

青木さん流・酷暑の乗り切り方

毎年、想像を超えて夏の暑さが厳しくなっています。冷房期間も長くなり、調子が悪い方も多いのでは。私は在宅が多いので自分好みの28度くらいに温度調整でき、まだ助かっています。でも、ずっと冷房&酷暑の繰り返しなので「やっぱり疲れる。早く秋にならないかな」と思うことも。

それでも毎年、なんとか体調を崩さず乗り切れています。主に「冷えとり健康法」のやり方ですが、必ず守っていることをお伝えします。

1_ 毎日、半身浴をする。

シャワーだけですませず、とよく言われますが、「暑くてとても無理」、「そんな時間はない」と思う方も多いはず。でもこれは本当に重要なので、体調を整えるために時間を捻出する価値があると思います。

まず自分が思うより、かなりぬるいお湯に浸かること。夏は38度程だと体がゆるむ感覚があり、気持ちもふわーっとほどけます。一日の疲れも溶け、寝つきもよくなるかと。汗をかけない方は、徐々に汗が出るようにも(出なくてもOK)。心地よい温度でよく、追い焚きも大丈夫です。

浸かる時間は20分程ですが、やらないよりは5分、10分でもいいそう。うちは夫婦ともに毎日30分は中で読書しています(夫も私と同じく、冷えとり健康法を30年以上継続中。元気です)。

他にも頭のマッサージをしたり、防水テレビやラジオもよいかも。スマホは防水でもお風呂使用はよくないようなので、防水スピーカーに外のスマホから音楽やポッドキャストなど飛ばしたりしてみては(ブルートゥース)。

2_小さな湯たんぽを使う。

冷房時の話ですが。冷房をしているということは、極端に言うと冬のほうに寄せた気候なので、その中で足腰を温めるのはおかしくないはず。半身浴が難しい場合もおすすめです。私は冬はもとより、梅雨寒などもパソコンをする時、机の下に陶器の湯たんぽを置き、足を乗せています(top写真の箱に入ったもの。天国のような温かさでやめられず)。

最近、久々に小さな湯たんぽを出し、椅子で腰やおなかに当てたら、「うわー、きもちいいー」と有無を言わさぬ心地よさを再確認しました(日頃は足元の大きい湯たんぽだけ)。ホットストーンやお灸などの感覚に近いのかもしれません。オフィスでもお湯があれば、使えるのでは。

青木美詠子の冷房対策グッズ

左は以前、冷えとりの連載サイトで企画してつくった湯たんぽ。「ヘルメット潜水」さんのウエットスーツ素材で、今も『クロッツ』というブランドで、いろんな湯たんぽを販売されています。やわらかい使い心地。右は前に買った『無印良品』の<ポリエチレン湯たんぽ・小>。こちらも手軽です。

3_ 靴下やレッグウォーマーを使う。

夏、「私は足は冷たくないから」という方も多いと思います。が、足が温かい人のほうが「隠れ冷え症」で、冷えてほてっている可能性もあるそう。氷水に手を入れて出すと、ポッポとほてる感じがするのは、冷えを回復させようと体が熱を出しているそうで、それと同じらしいです。足は温かいけど体調は悪いという場合は、ほてりも気にしてみてください。

私はお風呂以外はずっと靴下4枚履き(真夏の外出時は2枚)ですが、夏でもそこまで暑さは感じません。暑ければ上半身を薄くします。

心臓から一番遠い足が冷たいと血が戻りにくく、血行が悪くなるので、足だけは一年中温かくしておきたいもの。通勤も裸足ではなく、靴下とスニーカーなどおすすめです。特にレッグウォーマーは着脱が簡単で、トイレなどでパンツの下にさっと着けられます。

青木美詠子のレッグウォーマー

左は『うさぎの会』の<絹くずまゆレッグウォーマー ロング>。シルク率が高く、なめらかで心地よいです(昔から靴下やインナーもこちらの)。冷房がキツイ場合は、冬によく使う『ライブコットン』の<シルク&オーガニックコットン二重織レッグウォーマー(55cm)>(右)。温かさが強力です。

「暑いからしょうがない」と過ごしていると、体には静かに疲れが蓄積していきます。冷たいものばかりでなく、温かいおかずも加える、飲み物はせめて常温で、など食事にも気をつけつつ、お試しください。長年続けると新陳代謝もよくなり、丈夫な体に変わっていきます。

aokimi's memo

青木美詠子のメモ
青木美詠子のメモ

SHARE

この記事の
プレミアムメンバー

青木美詠子

青木美詠子

1963年生まれ。整理収納アドバイザーの資格をもち、不定期にさまざまな自宅セミナーを開催。個人へのお片付けサービスも行う。著書に『あおきみさんち、家を買う。』(マイナビ出版)など。長年実践する「冷えとり」に関する著書も。
https://www.aokimi.com/
Instagram:@aokimieko1616

IDメンバー募集中

登録していただくと、登録者のみに届くメールマガジン、メンバーだけが応募できるプレゼントなどスペシャルな特典があります。
奮ってご登録ください。

IDメンバー登録 (無料)