「リゾート」が枯渇していた私たちが、いま一番欲しているのは、どこまでも⻘く澄み渡る空と海。朝ドラ「ちむどんどん」の雄大な景色を見ては思いを馳せる日々ではないですか?
そんなみなさまに、オープンしたばかりの『沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん』をご紹介します。全客室オーシャンビューが自慢のリゾートホテル。美しい海を部屋のベッドやプールで眺めながら、のんびりとホテルで過ごす沖縄旅はいかがですか?
『沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん』は、沖縄県では初となる「プリンスホテル」ブランド のホテル。340室の全客室がオーシャンビューでテラス付きという贅沢な仕様で、どの部屋からも目の前に広がる海を望むことができます。
まずは客室をご紹介。スーペリアフロア(3階〜11階)のスーペリアツイン、プレミアムツインは、33〜 50平米とゆったりしたお部屋で、ご友人同士の宿泊におすすめ。約50平米のファミリールームには2階建 てベッドをしつらえたユニークなデザインで、お子様連れの家族はお部屋でも楽しく過ごせそうですね。 専用ラウンジやインフィニティプールが利用できる12階〜14階のクラブフロアは、ゆっくり寛ぎながらホテルステイを楽しみたい方へおすすめ。1室のみのザ・クラブスイートは、キッチン・リビング・ベッドルームに加えて広々としたテラスがあり、憧れの沖縄ステイを満喫できる贅沢なお部屋です。
インフィニティプールからの絶景にうっとり
館内の施設も充実。海との一体感を楽しめるインフィニティプールは、2階と 14 階(クラブフロア宿泊者専用)の2カ所に用意。眼下には宜野湾のヨットハーバーが望め、まるで海外にきたかのような景色にうっとりでした。⻄向きなのでサンセットビューを期待できるのもうれしいオプションです。訪れた日はやや雲がかかっていたものの、オレンジ色に染まる海を拝むことができました。 2階にはインフィニティプールのほか、屋内プール、大浴場、サウナ、岩盤浴などがあり、滞在中は無料で利用が可能です。
レストランは1階に1カ所。ビーチハウスをイメージした高い天井が気持ちいい「All Day Dining Jinon(オ ールデイ ダイニング ジノーン)」は、沖縄県産の食材を使ったメニューを朝・昼・晩といただけるレストラン。オープンキッチンでのライブパフォーマンスもあり、出来たてのお料理をいただけます。ちなみに私がツボだったのは、島らっきょうのポテトサラダと紅芋モンブラン。
※メニューは変更になります
ホテルを彩る地元作家のアート作品
館内のいたるところには、沖縄にゆかりのあるアーティストが手がけたアート作品が彩ります。コンセプトは「風とあっちゃーあっちゃー」。「あっちゃーあっちゃー」とは沖縄のことばで「歩き回る」という意味。ホテルで過ごす時間を散歩するように過ごしてもらいたい、という想いを込め、シーサーアーティストや染色家、パフューマーまで、さまざまなアーティストとのコラボレーションを展開。館内に散りばめられたアートを、ぜひ探してみてください。
こちらのホテルに宿泊してみて印象的だったのは、レストランの料理人やたくさんの質問に笑顔で応対してくださったプリンスホテルのスタッフの方々の笑顔です。次回訪れた時は「おかえりなさい」と言って迎えてくれそうな、アットホームな雰囲気も、とても素敵でした。
ロケーションは、那覇空港から車で約30 分。ホテル周辺には、沖縄最大級のヨットハーバー「宜野湾港マリーナ」や、プロ野球キャンプでも有名な「ぎのわん海浜公園」、海水浴が楽しめる「トロピカルビーチ」、 コンサートも開催される「沖縄コンベンションセンター」などが徒歩圏内。
取材・文/神保亜紀子
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