気軽に旅に出かけられなくなった今、リフレッシュやテレワークに都内のホテルを利用する機会が増えています。
今年の1月に麻布十番駅徒歩3分という好立地に開業した『オークウッドホテル&アパートメンツ麻布』は、全室キッチン&洗濯機などの家電付きで快適に過ごせるホテル型サービスアパートメント。
海外旅行やリゾートでは好んで利用していた滞在型のホテルが1泊から利用できると聞いて訪れました。
kitchen
食器やキッチンツールが揃った本格キッチンに感激!
今回宿泊したのは、広さ26.4平米の「スタジオスーペリアクイーン」という部屋。東京タワーを臨む広々とした部屋には、仕事がしやすい壁付けのデスクのほか、お茶や食事が楽しめる丸テーブルも。そして驚いたのがキッチンの充実度!
炊飯器、オーブンやトースターとしても使える電子レンジのほか、引き出しの中にはキッチンツールや食器が大充実。調理台も広々としているので、料理欲がムクムク。
お向かいにはインターナショナルスーパーならではの珍しい食材やワインが充実してるスーパー「日進ワールドデリカテッセン」があるので、食材の調達も完璧。
今回は一泊だったのでオーブンで焼き立てが食べられるイタリアの冷凍ピザ、ワイン、チーズなどを買い込んで充実のディナーを楽しみましたが、連泊ならストレスなく料理できる本格キッチンが大活躍の予感。麻布という土地柄、レストランやウーバーイーツもインターナショナル。ホテルの内外で自由に食事が楽しめるのはうれしい限りです。
living
家族や仲間とゆったり過ごせる1LDK〜3LDKまで間取りも多彩
『オークウッドホテル&アパートメンツ麻布』は全171室。家族や友人とゆったり滞在できる50平米以上の部屋もあるとのことで見学させてもらいました。
モダンな家具で統一された陽当たりのいいLDKスペース、ベッドルームやサニタリールームには収納も充実していて、これはもう宿泊施設を超えた理想の住まい。中には和室のある部屋もあるそうですが、長期滞在客の予約がずいぶん先まで入っているのだとか。友達と宿泊して誕生パーティやワイン会などのイベントを企画するのも楽しそう。
facilities
おしゃれなコワーキングスペース、トレーニングセンターなど共有部も充実
1階ロビーフロアのレジデンツ・ラウンジにはWi-Fi、コンセントを完備。滞在客のコワーキングスペースとして解放されているので、PC作業やリモート会議をしている人の姿もちらほら。部屋も十分な広さがありますが、自室以外にこんなに広いワークスペースがあるのはうれしい限り。
朝はパンやおにぎりなど軽食のサービスも。コーヒーや紅茶などのドリンクは常備されていて、いつでも好きな時に利用することができます。
仕事メインで滞在中のゲストの運動不足を解消してくれるトレーニングルームも宿泊客に好評なのだそう。
plan
暮らしの選択肢が広がる、多彩な滞在プランが魅力
働き方が変わった今、二拠点や地方移住を選ぶ人も増えていますが、そんな人の都心の拠点として滞在日数やスタイルを自由に選べるサービスアパートメントはうってつけ。
14泊以上の宿泊には長期割引もあるそうで、場所とサービスを考えるとコスパもいいと感じました。
そしてこちら、なんとワンちゃんの滞在もOK(予約時に要確認)。ペットと一緒に都心での滞在を楽しめる宿泊施設はかなり貴重な存在です。
いつの日か身軽になって、各地のサービスアパートメントを転々とするような自由な暮らしもいいな…と、夢が広がる滞在でした。
取材・文/吾妻枝里子