【フランスマダムの家庭事情②】彼と出会い、子供のいない人生にも悔いはなし。ヴァネッサさんの素敵な生き方。

ヴァネッサさん 生き方

ロックダウンをきっかけに最愛の彼と暮らすことに。週末はちょっとしたプチ旅行。子供についてたくさん考えた末に、選んだのは子供のいない人生。彼との生活は順風満帆、いろいろな生き方があってもいいと思います。そんなヴァネッサさんの生き方をお送りします。

テラスでくつろぎ、グラスを合わせる姿には、何年も連れ添ったような信頼感が見えるふたり。「いえいえ、彼とはロックダウンをきっかけに、まだ暮らし始めたばかりなの」と語る、ヴァネッサ・コラレッティさん。フリーランスのセールスコンサルタントで、LVMHやサンローランなど、リュクスなファッションブランドが顧客。

「パートナーのジャン・フィリップとは、もう2 年ぐらい付き合っています」 。出会いのきっかけは、友人が「ふたりは気が合いそう」と紹介してくれたこと。「彼と付き合う前、実は2年ほど恋人がいない期間があったんです。その前に3歳と5歳の子供を持つ男性と8年間一緒に暮らし、子育てもしていたんだけど、彼との関係にあまりいい思い出がなく、疲れてしまって」

ヴァネッサさん 生き方

「人生で初めて“ひとり身”の期間を体験していました」 。その間は仏教のワークショップに参加したり、自分への投資期間と考え、内面や外面磨きに時間を費やしました。オンラインのデートサイトに登録し、デートもしたものの、パートナーは不在。「自分磨きをしたことで自信が取り戻せ、そんなタイミングで彼と出会えました」 ジャン・フィリップさんとはマリンスポーツという共通の趣味もあり、週末を利用した小旅行、またブラジルやスリランカ、カンボジアなどへも旅したそう。

「彼は離婚して相手との間に成人した3人の子供がいます。私も子を持つべきかと悩んだことがあり、40 歳のときに、心理カウンセラーを訪ねたんですが、そこで自分は子供が欲しくないという気持ちを確認しました。だから子供のいない人生に後悔はありません」

彼はレントゲン技師なので、ロックダウン中もずっと仕事をしていました。「帰宅した彼と一緒に料理を作ったり、お互いがきれい好きとわかり、生活はうまくいっています。彼は本当に心が広くて誠実な人。まだ言われてないけれど、実は結婚したいと思っているんです」


彼の飼い猫も新しいパートナー

ヴァネッサさん 生き方

彼が飼っていた猫のイリスとも、ほんの数カ月ですっかり仲良し。「彼と暮らさなければ、猫がこんなにも素晴らしく、撫でているだけで、こんなに心が休まるなんて知らなかった」


開放感のあるテラスで貴重

ヴァネッサさん 生き方

ロックダウンを機に同居を始めた彼のアパルトマンは、テーブルやソファも置ける広いテラス付き。ここで夕涼みをしたり、仕事をすることで、ストレスもかなり緩和。

『ku:nel』2020年11月号記載

写真 篠あゆみ / コーディネート 石坂紀子 / 文 今井恵


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