マルチなソムリエ•藤井かほりさんが魅了された、【ワイン×食】の展開法。

藤井さん ワイン

種類の豊富さから食べ物との様々な組み合わせを研究するのもワインの楽しみの一つ。その土地の気温、土壌などの環境によって生産可能なワインは違います。各々の土地の歴史に触れながら味わうのも趣がありいいかも知れませんね。今回はそんなワインの魅力についてモデルや女優、ソムリエ様々な顔を持つ藤井かほりさんに伺いました。

いくつになっても学びを忘れない、ワインの勉強を通じて得た学ぶことの楽しさ。からの続きです。

日々探求中!もっと軽やかにワインとつきあうスタイル

ワインを選ぶ時は、ソムリエにどんどん質問を投げるのがいいと思います。自分の中でできた常識には限界があるというのが、一般ファンからソムリエになった実感です」。

みなさんにもすすめたい、ワインがおいしく楽しめる展開法を教えてもらいました。いつもとは少し違う親しみ方でワインの多彩な魅力に触れて。

納得でお手軽、産地や色合わせの王道を試して。

「料理とワインの産地を揃えるのは理にかなっています。やはりモロッコ料理にはモロッコワイン。また色で寄せるのも、確実な合わせ方」。たとえば、「温暖な土地らしい果実味がありスパイシーな」モロッコ、レ・トロワ・ドメーヌのゲロワンヌ赤は、お店のメニューならトマト仕立てでスパイス風味のミートボールと落とし玉子のタジンと好相性。


南アのワインやイタリアのオレンジワインに注目。

個人的に好きなのはエレガントなワインだそう。「もっと飲んでみたいのが、南アフリカ産です。そしてオレンジワインも味わいが好きで最近よく飲みます」。 イタリアワインを中心に扱うバー、ワインショップ SASALAの棚から先輩のアドバイスで選んだとくに気になるオレンジワインは……。左からソーヴィニヨンブランで昔の甕づくり&オーク樽発酵した南アDRIEFONTEIN。ブドウの漬けこみ半年!(通常は1~2カ月)のVino Del Poggio・TRE MONTIのVITALBAは古来からのジョージア式クヴェヴリによる発酵で造る。


エレガントな日本ワインの魅力を再発見。

「高湿で多雨、水気の多さが微生物や菌の発酵を助ける土壌では、味わい深いワインを造れるということで、日本ワインに注目」。たとえばお店でも出しているのが、ワイナリー訪問もした久住ワイナリーのワイン。とくにおすすめ、シャルドネの樽熟成は自家製ソーセージに合わせて。


「レモンを絞りたい」料理には白ワイン、の法則!?

「酸味の立った白ワインは調味料のように考えると面白いですよ。レモンを絞りたい料理、カルパッチョや魚のフライ、鶏唐揚げにも合う」とはわかりやすくて、便利な合わせ方です。お店ではモロッコ料理ばかりでなく、アジフライやカルパチョも提供するのはそんな背景もある!?


きれいなグラスで嗜む。グラスを変えて楽しむ。

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グラスに汚れや曇りは禁物。「丁寧に磨いてあると味もよく感じられます。業務用の東レのクロス、トレシー ®だと、ひとふきできれいになります。洗う時はグラスを手で包むようにし、ねじらないこと。グラスによってワインの味は変わります。広口グラスでは香りの広がりを味わうなどの基本は大切」。リーデルの基本グラス4種入りは楽しみを広げるおすすめセット。


『ku:nel』2021年1月号掲載

写真  徳永 彩 / 取材・文  原 千香

ワインと相性抜群レシピのご紹介
【コウケンテツさんのワインに合うビストロレシピ①】牛すね肉と冬野菜のスープ
【コウケンテツさんのワインに合うビストロレシピ②】ローストチキン
【コウケンテツさんのワインに合うビストロレシピ③】作り置きしておける前菜3種
【コウケンテツさんのワインに合うビストロレシピ④】ミックスリーフとグレープフルーツのサラダ&タルタルまぐろステーキ

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