【コウケンテツさんの失敗しない家庭料理⑤】いわしの梅煮は、なんとにんにくが隠し味。

外出を控えざるを得ない状況の昨今。そんな中でも、おうちでのごはんを楽しみたいですよね。コウケンテツさんに失敗しない家庭料理を教えていただきました。美味しく仕上げるポイントに必見!今回は、素材の風味が引き立つ、いわしの梅煮です。

いわしの梅煮

コウさんからのアドバイス
魚の中で一番というくらい好きないわし。にんにくをほんの少し入れるのがポイントです。これで、魚特有の臭みがとれます。かといって、にんにくの香りは一切なし。梅を崩しながら召し上がれ。工程がシンプルな分、素材の味が引き立つ料理。魚の下処理は丁寧にしてください。

■材料(2人分)
いわし…6~8尾
梅干し…2個
にんにくのうす切り…1かけ分
しょうがの千切り…2かけ分
〈煮汁〉
砂糖、みりん…各大さじ1酒、
しょうゆ…各大さじ2

■作り方
1) いわしは頭を落として内臓を取り、よく洗って水けをふく。梅干しは軽くつぶす。

下ごしらえは丁寧に
背側の頭の付け根を切り、腹側は内臓を残して切れ目を入れる。手で頭と内臓を一緒に引き出す。

2)フライパンに煮汁の材料、水2/3カップ(分量外)、にんにく、梅干しを入れて煮立て、いわし、しょうがを入れて落とし蓋をして弱めの中火で10分ほど煮る。煮汁をかけながらさらに5 分ほど煮る。

にんにく
にんにくのうす切りを入れると、魚の臭みがとれる。これは、九州地方ではポピュラーな方法だそう。

煮汁をかけながら
魚をひっくり返すと、皮が剥がれてしまう。魚はいじらず、煮汁をかけながら味をしみこませる。

●コウケンテツさんのレシピ、いろいろあります。
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『ku:nel』2016年7月号掲載

写真…小出和弘 取材・文…鈴木麻子

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