【クウネル世代の生活の整え方】「室礼」で四季を感じ、心豊かに過ごす山本浩未さんの暮らし

山本浩未さん

クウネル世代の女性たちは今、どのように過ごし、 何を大切にしているのでしょう。暮らしを楽しむ方々の 人生を豊かに整えるものを、自撮り写真と共にお届けします。季節の年中行事の意味を知り、ふさわしい飾りをする「室礼(しつらい)」を嗜む、ヘア&メイクアップアーティスト山本浩未さん。自分のアイデアやセンスも加え、部屋の一角を整える時間は、四季の移り変わりを知り、心が静まる貴重なひとときだそう。

室礼とは、日本ならではの年中行事にふさわしい飾りや調度品で場を整えること。
5年ほど前から室礼を学び、部屋の一角を飾って実践する山本浩未さん。
「年中行事とは四季の農作業に関わる昔ながらの儀式などから生まれたもの。 お教室に通って勉強するうち、日々の季節の移り変わりを実感できるようになりました」

山本浩未さん
「7月の室礼は青紫聯芳といい、初夏の清々しさを表す瓜の青やなすの紫は、お互いを引き立てあいますます美しく見えるという意味。それを自分なりに解釈して飾りました」

毎日を仕事に追い立てられる中でも、 四季のある日本で暮らすからこそ味わえる豊かさだと山本さん。

「私のようにひとり暮らしの女性やお子さんがいないご家庭だと、なかなか暮らしの中で季節の行事を祝う機会もありません。でも月ごとの室礼を自分なりに整えると、部屋の中に神聖な空間が生まれ、物事への感謝の気持ちを自然に思うことができるんです」

山本浩未さん
笹に見立てた枝に、陰陽五行の5色の短冊や飾りを下げた七夕の室礼。「教室で学んだことを、自分なりのアレンジ。毎年飾りに飛びかかる、猫たちとの戦いです」

旬の食材を知り、暦や祭事の意味をあらためて考える時間。また室礼を整えることで、部屋も自然と整理整頓。これぞ、真の豊かな暮らしなのでは?


●【クウネル世代の生活の整え方】シリーズ
自然の恵みを感じながら、料理と器の妙を楽しむ。津曲久美子さんの器とおひつ
幸福で守られている気持ちにしてくれる中西千帆子さんのインディアンジュエリー
日々の暮らしの光となった、原由美さんの苔玉との出会い
新しい家族との生活で、素の自分が出せるように。花田美恵子さんとカイくんの時間。
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